日本の精神医療について

日本の精神医療について

こんなことを1医療従事者である
Kinokazuが語れる資格はないと思うが…

日本の精神病院ベッド数
昨今から言われている通り

世界一のベッド数
世界から批判されている様だ。

日本の精神科病床の現状と課題|医学生の精神科解釈 (psychident.com)

病床数を減らそうという動きはありますが、現実的になかなか難しいのが、実情である様です。

精神疾患に対する偏見
殺人や放火といった凶悪事件を起こした
犯人が、精神疾患に苦しんでいた
というケースも今までなんども報道
されてきました。

病床数を減らすためには、
今閉鎖病院に入院されている患者さんを、
皆さんの町で一緒に生活をしてもらう必要も出てきます。

そんなこと言われたら
少し抵抗を感じてしまう…?

ご家族が受け入れてくれる場合はまだいいですが、
入院前の調子悪かった状態が頭に残っている
ご家族は退院して、面倒を見るのに抵抗を
示すのも無理はないのかもしれません。

精神病院に長期入院されている患者さん
たとえば統合失調症
幻覚 妄想に苦しみ
独語 無為自閉的な生活で
社会復帰もなかなか難しいケースが多い。

更に高齢
身体合併症
精神疾患だけでなく様々な生活習慣病を併発
されているケースも多い。

実は精神疾患患者さん
様々な症状もあり
奇異に映ることもあるかもしれませんが、
服薬などで症状が落ち着いている

多くの患者さんは、とっても優しくて
とってもいい方が多いって感じてます。

ただ服薬で症状がコントロール出来ていればという
条件が必要。
症状が和らいでくれば、
あっ俺、私、もう治ったから、
落ち着いているからって
薬を自己判断でやめたり、
減量したりしてしまう
それって仕方ないのかも。
抗精神病薬の副作用もきっとつらい
だからやめてしまう…
その結果再発してしまうケースが多い。。

精神医療現場を離れて、在宅や施設で生活
結局自己判断で服薬治療をやめて
また病状を悪くしてしまう
事件をおこしてしまうことも。

ところで
日本の心理職の国家資格は2015年に公認心理師法が公布され、
2018年に第1回の国家試験が行われました。

・日本の精神医療のベッド数が世界ワースト1位
・心理職の国家資格化が世界で1番遅れていた
この2つってとても関連があるなあと
ずっと前から感じていました。

精神病院の治療って
閉鎖病棟で隔離して
服薬治療
それだけではないけど…

もっと心理臨床家にはいってきてもらいたい。

病気のことをよく理解してもらうための
心理教育
入院中にDrなどからも行われているが。

心理職に医療現場や地域にどんどん入ってきて
もらって、遅れている精神医療を医師、看護師などと
一緒に変えていってもらいたいなあと感じてます。

心理師の求人は、
国家資格化されて
以前より増えているかもしれませんが。

大学院修士課程修了という高学歴だが…
給料は…

他の医療従事者と比較しても圧倒的に少ない印象

まだ医療点数で加算されるものが少ないという状況
があるのかもしれませんが。

話を聴いたからって何も変わらないし、よくならないですよ…
とある精神科医が言っていたのを聞いたことがあります。

心理職の役割はもちろん話を聴くだけではありません。
逆によくなる よくならない
とか言う問題だけでなくて、

話を聴いてほしい
もっと聴いてほしい

精神医療現場で看護師をしていて
その様な訴えはよく聴きます。

看護師も
もちろん医師も
時間許す限り
訴えを傾聴しますが。
看護師は訴え傾聴以外に
やることがたくさんあり、
ゆっくり聴いてられないという実情

よくなるよくならないは
別として
しっかり訴えを聴ける
心理職
きっと患者さんは、
聴いてもらうだけで
だいぶ助かりそうです。


10代20代はボクサー
30代40代は市民ランナー

元証券マン
看護師であり心理師でもあり

いまなお移動手段、通勤は走って移動する
死ぬまで走ると公言するkinokazuの
魂の記事を読んでいただき
ありがとうございました。

記事を引用・参考させていただき

勉強させていただき

ありがとうございました。

参考・引用

日本の精神科病床の現状と課題 医学生の精神科解釈
https://psychident.com/psychiatric-beds_present


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