プロカウンセラーの共感の技術を読んで

同じ病院で働いている友達看護師から借りた、
杉原保史先生著の
プロカウンセラーの共感の技術を
読みました。

ずっと以前に
東山紘久先生著の
プロカウンセラーの聞く技術を
読んでとても勉強になった記憶があり、
仕事の合間に少しずつ読みました。

共感について大切なポイントを
わかりやすく書かれていて
やはりとても勉強になりました。

その中で最終章で書かれていた
死を想え、そして共感を生きよう
が特に印象に残りました。

「何らかの病気を抱えている人で、
 それを受け容れている人。
 何らかの障害を抱えており、
 それを受け容れている人。
 人は一人で生まれてきて
 一人で死んでいくのであり、
 個人は唯一無二の存在であって
 その意味で孤独であるという
 ことを深く認識し、
 受け容れている人。
 これらの人は、
 共感する能力が高いと思います」
「限界をしっかりと認識し受け容れている人は、
 そうでない人よりも共感する能力が高いのです」
(2015 杉原)

人は誰もが死ぬ存在である
死はやっぱりこわい
人の生死に関わる医療現場で
働く我々医療従事者も、
死は身近な存在であるが、
自分が明日死ぬかもしれない
とか考えたことがない。

僕が死んでも
きっと
僕の魂は人や動物や
植物やこの地球や
宇宙に開かれていて
伝わっていく…

そう考えると
死の不安や恐怖は、
少し軽くなった気が
確かにした。

そう考えながら
他者の
辛い気持ちを傾聴していると
共感は高まってくる
気がする。

命には限界があり
誰しも終わりが来る人生
そう考えながら
毎日1日1日を
大切に生きていきたい。

なんだか
医療現場に
仕事に行けるのが
幸せな気持ちになってきた。

そういえば
人類皆兄弟

トルストイや
孔子が唱えていた。

人と人の境界をしっかり
認識しつつ
共感する姿勢を持ちたい

10代20代はボクサー
30代40代は市民ランナー

元証券マン
看護師であり心理師でもあり

いまなお移動手段、通勤は走って移動する
死ぬまで走ると公言するkinokazuの
魂の記事を読んでいただき
ありがとうございました。

記事を引用・参考させていただき

勉強させていただき

ありがとうございました。

何かご意見あればよろしくお願いします。

引用・参考文献                           杉原保史著)2015 プロカウンセラーの共感の技術                                     

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