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戦争とシャニアニと団地ともおの話

先日シャニアニ第2章を映画館に見に行った時の話なんですが、

上映前の予告でこの映像が流れてたんです↓

正直シャニマスが好きな層にこのタイプの作品を宣伝しても広告効果薄いんじゃないかと思うんですが、他の映画でもやたら流れてたのでめっちゃ宣伝に力を入れてる作品なんでしょう。

戦争をテーマにした日本映画は右翼左翼の方々があーだこーだ文句を垂れたり怒ったりすることが多く、この映画も例に漏れず割と色んな場所からお怒りの声が見受けられます。

これの面白いのが、この映画は右翼左翼どっちの思想の人からも叩かれているということ。
戦争や特攻なんてけしからん!という切り口と、特攻隊などの役割を遂行した人たちを肯定する切り口、両手剣を振り回してふんわり感動恋愛ものに仕上げているためにどっちの立場からも石を投げられるという事態になっている。

右翼思想丸出し映画とか左翼思想丸出し映画だったら片方に絶賛されて片方に叩かれるだけなんですが、バランス取って両方の思想を取り入れるとどっちからも叩かれるという地獄。中庸でいようとする方が損をするパターンですね。

このパターンで思い出すのが団地ともの夏休み戦争回。

そんなに尖った主張とかしてるわけでもないのに、両論を取り上げてたので当時過剰に叩かれててなんだか可哀想だなと思った覚えがあります。まあ「純真な子供がなんの気なしに本質を訊ねて大人たちが唸ってしまう」みたいなのは今思うとTwitterの嘘松構文すぎて若干アレかなとも思いますが。

……などと話が逸れまくっていると、冒頭のシャニアニ第2章のことなどは読んでいる人はもう忘れているかも知れませんが、話はまた戻ってきます。そして団地ともおとシンクロします。最終的に子安とZAZELもシンクロします

団地ともおもシャニアニと同じく3Dモデルでアニメ化された作品です。
ともおの父親は特に深い理由もなく作中で顔だけが描写されず、無理矢理なカメラワークや演出でひたすら顔が隠されます。これは原作でもアニメでも同じです。

ともお父
これぐらい見えることもある

くしくもアイドルマスターシャイニーカラーズの283プロ社長、天井努(cv.津田健次郎)も作中で顔が出てこない(ゲーム内では黒塗り)キャラクターなので、アニメではこうなりました↓

手がムチムチ
常にカメラに背を向ける男

第1章ではまあこんな感じやろな、って感じの隠し方だったんですが、2章に入ると今までなかった観葉植物が生えてきて顔を隠したり、唐突に出てきたマカロンタワーで隠したりとなかなか遊び心あふれる演出が。劇場でも若干の笑いが起きていました。
まさにシャニアニは第2章で団地ともおのスピリッツを継いだと言えるでしょう。第3章ではもっとはっちゃけていってほしいと勝手に期待しております。

みんなも見よう!団地ともおとシャニアニ!

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