キムギニョン、消える
先日こんな記事を書いたのですが↓その後もあのブログで述べていることについて色々と考えたりしてました。
そんなんしてたらご本人に動きがあり↓
そしてこんな記事が書かれていました↓
漫画を描く人版のパープル症候群だ!となって盛り上がってしまいました。
パープル症候群とはなんぞや?という人はこちら↓
簡単に言うと、さんざんアングラ不謹慎オモロで承認欲求を満たした後に行き詰まった結果メンヘラになって過去の活動やそれに属するコンテンツ全般をクソミソに貶して爆散するムーブのことです。面白いですね。
「自分はお笑いの本質に気づいてしまったから低レベルな偽物の笑いでは笑えなくなった」みたいな雰囲気を彼のブログ記事全体から感じるのですが、それただメンタルやられて正常にコンテンツを楽しめなくなっただけじゃないかと思います。
風邪とかで嗅覚や味覚が機能しなくなって、痛覚に依存した激辛料理しか楽しめなくなっちゃった人とまんま同じ状態になってると思うんですよね。電車で暴れる人を見るのは面白い、というのはまあわからんでもないですが、「本物の方が面白いから」という理由は明らかに面白さそのものじゃなくて「これは作り物じゃなくて本物なんだ」という情報を楽しんでるだけだと思います。
本物の方が面白い、という理屈自体も僕は間違ってると思っていて、ノンフィクションである面白さ自体はもちろんあるとは思うのですがそれでもフィクションの方が面白い場合だってもちろんある(と僕は思っている)わけです。
ほとんどのお笑いで笑えなくなったのはお笑い審美眼が進化したとかじゃなくて普通にメンタルが異常になってしまっただけだと思います。お笑いだけに限らないですけど、エンタメコンテンツって受け手の心が楽しめる状態にないと全部クソに感じちゃうものですから。
お笑いや漫画の話作りや作画にもAIというのはもう使われまくっているし、世の中的にはAI漫画というだけでは目新しさを感じられないレベルにまでなってしまっていると思うのですが、これからどんな革新的なコンテンツを新名義で見せてくれるんでしょうか。非常に楽しみでなりません。
終
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