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キムギニョンによるフォニイの歌詞評に疑問

「フォニィ」の歌詞で「この世で造花より美しいものはないわ」の後に「なぜならば~」と蛇足な説明が続くのが我慢ならない。三島由紀夫が「金閣寺」のラストで「一ト仕事終へて一服してゐるいる人がよくさう思うやうに、生きようと私は思つた。なぜならばこれには三つの理由が考えられ~」と続けたら、どうか?日本人の国語力の低下がフォニィの歌詞に「なぜならば」を発生させたのか?仮にそうなら、放課後ひみつクラブの例のボケがバズるのもわかる。

ブログより引用

某所でこのブログが話題に上がってたのでちょっと読んでみたら、こんなことが書いてありました。キムギニョンという漫画とか書いてる人がお笑いAIというのを作っていて、その進捗とかを書いてあるブログらしいです。

この世で造花より綺麗な花は無いわ
何故ならば総ては嘘で出来ている
Antipathy world

「フォニイ」歌詞

これをキムギニョンさんは「蛇足な説明で我慢ならない」と評しているわけですが、そこが自分としては甚だ疑問なのです。

例えば、
「この世で造花より綺麗な花は無いわ」
↓何故ならば
「嘘でできているものは綺麗だから」

だったとしたら蛇足な説明と言っていいと思うんですけど、実際に述べられるのは
「総ては嘘で出来ている」なんですよね。
"何故ならば"で繋いではいるけどその後に続くのが前の事柄の説明じゃなくて別の情報の開示になっている。

造花より綺麗な花は無い ≠ 全ては嘘でできている
"何故ならば"を繋ぎで使っているけど、後の文が前の文の説明になってないんですよねこの歌詞。そういう飛躍というかズラしみたいなのが、ただの文章ではない歌詞特有の良さではないかと思うんですが、いかがでしょうか。

日本人の国語力が低下しているからくどいぐらい分かりやすいコンテンツじゃないとウケないんだ!みたいな論調でキムギニョンさんは語ってるんですけども、
「"何故ならば"と言っていちいち蛇足の説明をするのが我慢ならない!」と解釈しちゃうのは国語力高いんでしょうか?と言いたくなった1日でございました。

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