#留学準備 なぜ留学?私がイギリスを目指した理由。
こんにちは!イギリス留学中のKazuです。
早稲田大学に在籍しながら、交換留学で2021年9月~6月までサセックス大学で勉強します。
これからイギリスでの生活を綴っていこうと思うのですが、その前にまず「なぜ留学をしようと思ったのか?」ということについて改めてまとめてみようと思います。初心忘るべからず、と言いますしね。
留学志望書を書いている方はもちろん、留学に興味のない方にも、私が留学を目指した理由を知っていただけたら嬉しいです。
1.留学のきっかけ
初めに書いておくべきなのは、所属している早稲田大学国際教養学部のカリキュラムです。
Study Plan1(SP1、日本語が母語の学生)の学生は、1年間の海外留学が必修となっています。留学先は英語圏・非英語圏に限らず、自由に地域・国を選ぶことができます。(※現在コロナの影響で留学は必須ではありません)
私自身は日本生まれ・日本育ちのいわゆる純ジャパ。海外経験も3泊4日レベルの旅行しかありません。しかし、幼いころから世界への興味関心が強く「将来は国際的に働きたい!」と思っていました。
そこで、まずは国際教養学部に入り国際的な視点を身に付けようと思い立ったわけです。さらには、1年間の留学でグローバル人材になろうじゃないかと思ったわけなんですね。
高校留学した友達や、アメリカの4年制大学に入学した高校同期がいたことで、留学への抵抗感はほとんどありませんでした。それどころか、留学経験者に憧れ「私もいつか彼らのように留学を経験したい」と思うようになりました。
このように考えると、私が留学を目指したきっかけが以下の3つであるといえます。
・世界への興味関心
・周囲の留学経験者に憧れた
・早稲田大学国際教養学部のカリキュラムに含まれていた
これで、そもそも留学しようと思った経緯はおわかりいただけたかと思います。
2. 行きたい国選び インドネシアvsイギリス
実は、初めからイギリスに行きたい!と思っていたわけでは全くありません。イギリスへの留学を決意するには紆余曲折がありました。
早稲田大学では、約400もの選択肢から行きたい大学を選ぶことができます。めちゃくちゃ多いです。「さぁ留学先を選ぼう」と思って調べ始めたころ、あまりの量に途方に暮れました。
やみくもに調べていても終わらないと悟った私、ある作戦を思いつきます。それが、「興味のある学問で留学先を絞る」というもの。
留学はあくまで勉強をしに行くもの。自分が勉強したいと思える授業を展開している大学に行くべきだと思ったわけなんですね。
当時の私が書いたメモには、以下のように書かれています。
学びたいのは、
・インドネシア語
もしくは
・教育分野における格差是正と
・グローバル教育の推進などの国際開発
いきなりマイナーなインドネシア語が出てきてきましたが、私第二外国語でインドネシア語を取っていたんです。よく驚かれます。
「インドネシア語をもっと話せるようになりたい!」と思っていたため、留学の候補先として、インドネシアにあるインドネシア大学やガジャマダ大学を検討し始めました。
もう一つの軸として、「教育分野における国際開発を学びたい」という思いがありました。高校生の頃から国際協力に興味があったことに加え、早稲田に入ってから教育分野への関心が高まったことで、「国際教育開発」と呼ばれる学術分野に興味を持つようになっていたのです。
実は開発という学問、イギリスが本場だといわれています。開発学の世界ランキングでも上位をイギリスの大学が占めています。
そこで、もし国際開発を学ぶならイギリスに留学するのがよさそうだという結論に至ったわけです。
3. イギリスを選んだ理由2つ
結果的に今、私はイギリスにいるのですが、なぜインドネシアではなくイギリスを選んだのかを書きます。
この決断は、相当悩みました。大学生の1年間を過ごす場所がまるっきり変わるわけですからね。インドネシアは過去に旅行で訪れたことがあり、その雰囲気・食文化などに魅了されていました。一方のイギリスは行ったことがなく、聞く噂といえば「飯がまずい」。
しかしイギリスを選んだのには、この渡航が「留学」であるということが大きく影響しています。
早稲田大学のキャリアセンターに
「インドネシアとイギリスで迷っています」と相談しに行ったんですね。
すると、「日本ではできないこと、また海外旅行ではできないことを、留学ではしなさい」とずばり言われたわけです。そこで、私は考え直しました。
インドネシア語は、日本でも勉強できるしインドネシア旅行でも体験できる。それに引き換え、開発学の勉強は、日本ではほとんどできないしイギリス旅行でも経験できないことだ。
ここで、私はついに「イギリスに行こう」と決断したわけだったんです。
なかにはある特定の国の文化や言語に惹かれて留学を決める人もいるでしょう。しかし、私はその国が強みとする「学問」で決めたのでした。
まとめると、私が留学先としてイギリスを選んだ理由は以下の2つと言えそうです。
・興味があった開発学の本場だったから
・開発学を勉強することは、日本にいる時や、海外旅行では経験できないことだから
4. なぜ、サセックス大学なのか
「イギリスに行こう」と決めたのとほぼ同時に、私はサセックス大学を目指し始めました。なぜならサセックス大学は開発学で世界トップの大学だからです。QSのサイトでも、オクスフォード大学やハーバード大学を抑えてサセックス大学が1位に選ばれています。
イギリスにはほかにも、イーストアングリア大学やマンチェスター大学などの、開発学で有名な大学があります。留学志望書には第7希望の大学まで書きました。それが上から順に以下の通りです。
・サセックス
・マンチェスター
・イーストアングリア
・エディンバラ
・トロント(カナダ)
・バーミンガム
・リーズ
・ルンド(スウェーデン)
余談ですが、サセックス大学は郊外に位置するため、生活費もロンドンほど高くありません。なるべく家計に負担をかけずに留学をしたかった私にとっては絶好の選択肢だったのです。
TOEFLのスコアやGPAを上げようと必死にもがいて、なんとか第一志望だったサセックス大学への留学を掴むことができました。頑張った。
5. 最後にひとこと
留学先を選んだのは、去年の夏休み。思えばもう1年以上も経ったのかぁ。今自分がサセックス大学の寮でこの文章を書いているのも、1年前の自分の決断があったからだと思うとなんだか不思議です。
悩みに悩んで導き出した、サセックス大学で1年を過ごすという選択。
この選択が持つ価値を最大限生かせるように、これからのイギリス生活を送っていきます!
ここまで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました。既読感覚でスキをクリックしてくださるとうれしい限りです!
このnoteでは、
・留学を考えている方
・早稲田や国際教養学部に関心がある受験生
・イギリスに住んでみたい方
などの参考になる記事を目指しています。
「共感!」や「こんなこともっと詳しく知りたい!」などご意見も大歓迎です!コメント欄にぜひどうぞ☺︎
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