長期インターンを始めたらバイトができなくなった話

Johnです。

とあるスタートアップで長期インターンとして働いていて、始めてもうすぐ一年になるので、その振り返りをしてみようと思う。


なぜインターンを始めたか

最初はバイトを掛け持ちしようとしていて、1ヶ月くらい面接を受けたり応募してみたりしたが、勤務時間の希望がむこうの希望と合わなかったりして決まらなかった。

そんなときにどうせやるならバイトではなく、すべてにおいて上位互換となりうる長期インターンをしてみようと思いたった。
そこからは早く、約1年ぶりにwantedlyを開き、いくつかの候補のなかから今勤めている企業に「興味ある」を送り、カジュアル面談とオフィスの見学を経て晴れてインターンが始まった。思い立ってから一週間ほどで出社していた。


インターンを始めてから

最初からwantedlyを見ておけばよかったと思ったが、その募集は新着のもので、1ヶ月間のバイト探しをしていなければ他社の募集にテキトーに応募していたのが容易に想像できるので、結果的によかったと思う。


「結果的によかった」というからにはそれなりの理由があって、労働環境や業務内容、業界が自分にあっていた。


シフトは自由だし勤務時間は自分で決めて良い。
基本的にフレックスで、募集では出社必須となっていたが、数ヶ月後からはリモート併用可となった。

陰キャなので社員の方とのコミュニケーションに初めは戸惑ったが、週2勤務で二週間もすればなんてことなかった。※コミュ障ではない笑

業務は想定よりも地味で、初めはあまりコミットできていない実感があったが、ある何気ないことがきっかけでモチベーションが湧き、パフォーマンスが向上した。(これについては別記事に記すとする。)

そうこうしているうちに年度末を迎えバイトの労働契約が切れたバイトは辞めた。その時点でインターンだけでバイトだけのころと同じだけ稼いでいて、バイトのシフトは月1と極限まで減らしていたことや大学院進学による環境の変化も相まって、何の躊躇いもなく辞めた。


バイトはできない

幸いにも長期インターンにフィットすることができ、安定した生活を送っていたが、最近またバイト探しをしていた。

理由としては生活リズムを朝方にシフトしたく、それなら3時間くらいの早朝バイトでもしてみようと思ったからだ。

人手不足なのは地方でも東京都心でも同じで、すぐに早朝バイトの求人をいくつか見つけた。
実際に応募してみようと思ったが、募集要項のある言葉を見て指が止まった。


「シフト制」

「1ヶ月毎のシフト制」

「週○日〜、週○時間〜」


どれもバイトの求人では当たり前の言葉だ。
寧ろこれらの言葉がなければ求人としては不十分だろう。
そして、このような制度にしなければバイトを用いたビジネスは回らない。アルバイトに勤務制度の裁量を与えてしまってはビジネスは成り立たないのが普通だ。


しかし、前述したように長期インターンでフレックス、リモート勤務を一年近く継続していた自分には耐えがたかった。

好きなタイミングで帰省ができないし、デートしたくてもできない。不規則な就活の予定も入れずらくなる。ただでさえ授業と研究室と就活を両立させなければならないM1には懸念点だらけだった。

その点、長期インターンは都合がいい。

勤務時間や勤務日、出社orリモート、すべてが自分の裁量によって決められる。もちろんそれは自分がある程度の信頼を得ることができたことや、社員の方が自分に仕事を回してくださるからであるが、学生時代の働きかたとしては理想極まりない。

このような経緯で、私はバイトはもうできないなと思うようになった。

これはいい意味だと思う。
運良く自分にあった労働条件のインターンを見つけることができたから成り立ったのだ。


最後に

もちろん、就職できないと思っているわけではない。
学生時代に大小問わず自分のやりたいことをバイトに制限されてしまうということに自分は耐えられなくなったのだ。


ただ、逆に言えばそういう人が長期インターンに挑んでみるのはとても良いと思う。バイトに比べ長期インターンは自由が効くものが多く、給与も時給換算すると高いものはざらにあるし、なにより実際のビジネスにより近いポジションで就業体験がつめる。


もし迷っているならばとっとと求人をさがし、思い切って面談してもらうといい。相手側はコストがかかるかもしれないが、学生の我々からしたら就活前に無料で社会人と話すことができる大チャンスなのだ。











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