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お金や起業に関するテクニック本・動画は絶対に信用できない

情報の取り方についてもう少し書きます。

特に書籍やYoutubeについて。


昨日は、正しい情報の取り方として「文責の所在が明らかなもの」と書きました。

その中でも書籍(本)というのはその最たるものだと思います。

また、最近ではYoutubeもチャンネル主催の方が登場してらっしゃるケースが多いと思います。


だからこそ、なのですが、人の考えや行いに良い・悪いがあるように、たとえ文責が明らかな書籍であっても、良い情報・悪い情報があります。

もう少しはっきりいうと、

特にお金儲けや起業に関する情報の場合、書籍やYoutubeから情報を取ることは絶対に止めるべきです。


その理由は、お金儲けと起業系のどちらもに共通しているのですが、

本当に役に立つ情報ならば、それは絶対に公表されない

 からです。


例えば、どこかの山奥にお金のなる木があるとして。

その木には、毎日1万円札が実になっていて、全部集めると100万円になる。

そして、全部捥ぎ取ったとしても、翌日にはまた100万円分の実がその木になるとしたら。


誰かにその情報を話すでしょうか?

絶対に自分だけの秘密にしておきませんか?

万に一つの可能性で、本当に心の気良い人か、もしくはナナメな考え方で、
「無限にお金を生む木なら、みんなで分け与えた方が良い。その方がみんなが幸せになる」
 というのもあるかもしれませんが。。。。

誰かに話したらその途端に全部に知れ渡って、奪い合いや、インフレ懸念(だってお金が無限に生まれるわけですから)から破壊や没収されて、少なくとも皆が仲良く分かち合うということにはならないでしょう。

高額当選の宝くじと同じで、お金を持っていることが周りに知られると、周りからお金の無心をされたり、自分を見る周囲からの目がお金目的に見えてしまったり。。。

そういった事態になると思います。

高額当選の宝くじのときは、「人に話さない」「仕事は辞めない」といったことが書かれた本が渡されるそうですが、僕はその経験がないので実際のところはわかりません。

ですが、宝くじでさえそうなのですから、本当にお金が稼げる手段や、企業に関するアイディアなどがあったら、周りに言わずに自分で実行したり、秘密にするのではないでしょうか?


ではなぜ、世の中には「お金を稼ぐ方法」や「投資術」や「起業するための方法」といったテクニック本が多数出回っているのか?


僕はその答えを

「それ自体がお金儲けの手段であって、(本を読んで実践した人が)実際に稼げるたかどうかはどうでもいいから」

 と思っています。


以前、株式投資で年間数千万の利益を得ている方と話をしたことがあります。

その方は、ご自身の資金や、本当に信頼できる方やその紹介からのみお金を預かって運用していたりしています。

ご自身は、自分がどういう方法や考え方で投資をしているかは、カケラぐらいしか話しませんでした。

ただ仰っていたのは

「今やっている方法はそのうち役に立たなくなって、そのころにはまた新しい方法を考える」

「そうなったら、使えなくなった(今の)投資方法は本にして売り出して、最後に一儲けする」

 とのことです。


つまり、「自分はもう使わないけど、(本やYoutubeのネタとして)ビジネスツールとしては使えるから、最後にそれで一稼ぎするための道具」が、お金儲けや企業に関するテクニック本・Youtube動画だと思います。


また同様に、無料のセミナーもお勧めしません。

セミナーで導入して、主催会社(または人)の商品を購入するように誘導する手口が多かったりします。


もちろん、全部のテクニック本やYoutube動画、セミナーがそうである、と断言はできませんし、しません。


もしかしたら本当に皆さんに情報をシェアしたい方もいるかもしれません。

しかし、そうした極々わずかの情報を探すために、その他大多数の情報に翻弄されていては、時間とお金がいくらあっても足りないでしょう。


だからこそ、一念発起して事業にチャレンジしたり、お金を稼ごう! と思った時は、簡単に手に入る情報ではなく、信頼できる人からの、そして結果を作っている本職の方からの話を聞いて行くのが良いと思います。

本当の情報こそ、インターネットや本となどの簡単に手に入るものからは手に入らないものです。

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