見出し画像

おとなの絵本「もしものせかい」を子供と読もう!

こんにちは、カズヒトです。

今日は、最近 話題の本。
「もしものせかい」ヨシタケシンスケ著
を ご紹介します。

画像1

ぜひ お子さんと一緒に!

ヨシタケシンスケさんの本は、
絵がとてもかわいい。
ほのぼのしていて、
かっこつけてなくて、
配色がシンプルなのに、
きちんと強調もされていて、
文に込められた想いを、
的確に表現している気がします。

だから、
多分 読み聴かせても、
小さなお子さんには、
あまり 意味は伝わらないのだけど、
でも、
お子さんも 決して飽きない本。
キャラクターが親しみやすいので。

3歳の娘と読んで気付いたのは、
小さかな頭と体なりに、
メッセージを感じようとしてる姿。

子供向けの本ではないから、
大人も飽きずに読める。

僕は、
娘と絵本を読む時間て、
とても大切な "ふれあいの時間"
だと思っているから、
この本を通して、
世の中の親子が、
共に過ごす時間を持つために、
ぜひ、この本を手に取って欲しい
と思ったんです。

素敵な親であるために!

この本を お子さんと一緒に読むと、
いつか、
問われるんじゃないかと思います。

この本が、語りたいこと。
綴られた 言葉の意味。
僕には、どんなもしものせかいがあるのか。
僕は、幸せなのか?

子供には、
いつでも 胸を張って言いたいと思うんです。
「俺は 幸せだよ!?」って。

人は、
やめるときも すこやかなるときも
あるんだけど。

それでも、子供の顔を見ると、
いつも すこやかな自分でありたい。

だから、
子供と一緒にこの本を読むことで、
理想とする、自分に近づける。
理想とする 親にコミットする。

そんな効果が、
この本にはあるのでは?
と思うんです。

決して 感動作品なんかじゃない!

この本のレビューをいくつか読んで、
この本を手にした訳ですが、
正直 びっくりした。

感動しなかったから。
心が動かなかったから。
涙なんて 全く出なかったから。

だから、
この本を読んだ後、
ふたたび、
ネットでレビューを読み漁って。
そして、
みんなの様に 感動出来なかったことに、
すごく慌てました。
頭を悩ませましたよ…

「俺って 手にしたものがすくないのか?」
「俺って 何かを成し遂げているのか?」
「鈍感なのか?」
「強い精神力?」
「失ったことが 何一つなかったんだっけ?」
「熱くなったこと なかったのかな?」

でも、全部 答えはNO!

だって 幸せだなと毎日思う。
でも 普通の人。
インスタに毎日投稿出来るような、
映えする リア充なシーンなんて、
別にない。
鈍感ではないし、
だって、
「このままでいたら、
普通に老後が心配過ぎる」
だって、75歳までローンあるし。

来月 今の会社で働けてるだろうか?
来月には 給料下げられてしまいそう。
リアルに悩んでいるし。
だから、最近胃がいたむ。

「あの時 ああしてたら…」
そんな分岐点だって、
いくつもあったし。
悔しくて グショグショに泣いた日もあった。
吠えて 暴れて
ムカつき過ぎて 泣けた日もあった。
いなくなった人もいて、
失ったものもあった。

でも、
今が一番幸せだと 思ってる。

「積み上げるしかないんだ!」
そう思いながら、
サボっている自分を、
嫌いと思う瞬間もある。

でも、
「あの時からやり直せれば…」
と思うことも、
「こんなはずじゃなかった…」
とも思わない。

自分に、すごく自信がある訳でもない。
時々、人と自分を比べて、
正直 「うゎっ、俺負けてる…」
そう思う事も珍しくない。

でも、いつも、
自分なりにせいいっぱいやってる。
そうやって、
「前に進むしかない」
「立ち続けしかない」
やっぱり思うから。

だから、ぼくは、感動出来なかったけど…

大切な人たちのおかげで 今がある

失ったもの・こと
いなくなった 僕の周りにいた人たち。

この本を読んで、
沢山の過去を振り返ったけど、
行き着いたのは、
"感謝"でした。

今そばにいてくれる人も、
いなくなった人も、
今の場所も、
昔いた場所も、
僕を "今" まで、
引っ張ってきてくれたんだよな。
そう思った。

いまも、
僕のそばには、
大好きな家族がいる。
ありがたい、ほんとうに。

これからも 何度も読みたい本

結局、
想像とは違う形だったけど、
まんまと、
この本に心を動かされたんです。

今の僕には、
沢山のレビューの書き手の様に、
「救われた」と、
涙することはなかったけれど、
立ち止まって、
自分の人生を振り返り、
自分が幸せであること、
大切な人たちへの 感謝の気持ちを、
改めて確認できました。

片側で、
ちょっと思うんです。
「いつか、僕も、この本に救われる時がくるかも!?」
人は、
常にいい時ばかりではないから。

だから、この本は、
本棚におさめて、
時々 読み返したいなと思います。

子供読みたい おとなの絵本
「もしものせかい」
ぜひ 手に取ってみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?