【英文記事のーと】チェルシー・フラワー・ショー、史上初の秋開催へ。
BBC NEWSからの記事です↓
イギリスの首都ロンドンのチェルシーで毎年5月に開催されていた「チェルシー・フラワー・ショー」が2021年は秋に開催することになった、という話しです。
記事の見出しは、
The Chelsea Flower Show will take place in September for the first time in its history as a result of the pandemic.
意味のかたまりごとに見ていくと、
The Chelsea Flower Show will take place / チェルシー・フラワー・ショーは開催されます
in September for the first time in its history / 史上初の9月に
as a result of the pandemic. / パンデミックの結果として。
"take place"は「(事前に計画されたことが)行われる」という頻出表現です。
"as a result of〜"は「〜の結果として」という意味です。
現在のイギリスのパンデミックの状況を見ての見通しが明るくないことから延期して9月開催という結論に至ったようです。
春ではなく秋開催になると、展示される花の種類や彩りが大きく変わりそうですね。
記事では秋開催について、
It is usually filled with spring and summer colours but the RHS said it hoped the delay will allow a celebration of autumn horticulture.
意味のかたまりごとに見ていくと、
It is usually filled with spring and summer colours / ショーは春夏の(花の)色でいつもはいっぱいになります
but the RHS said it hoped / しかし、RHS(王立園芸協会)は期待していると言いました
the delay will allow a celebration of autumn horticulture. / 延期によって秋の園芸を祝福することが可能になりますね。
"be filled with~"で「〜でいっぱいになる、満たされる」、"horticulture"は「園芸」という意味です。
記事中の"RHS"は"Royal Horticultural Society"の略称で、「王立園芸協会」という、ガーデニングや園芸を奨励する団体です。
ここで、「2020年はどうしたんだろう?」とふと思い調べてみると、
2020年はオンラインでのヴァーチャル・ショーを開催したとのことでした。
YouTubeで「Chelsea Flower Show 2020」と検索すると動画が出てきます。
今年は、2020年のようにヴァーチャル・ショーを5月に開催するということが記事にも書いてあります↓
A virtual show will take place in May like in 2020, with the physical event taking place later at London's Royal Hospital Chelsea.
"take place"のオンパレードですね。この表現はこれでバッチリ抑えて使いましょう!
さて、個人的な話になりますが、
チェルシーにはイギリス語学留学時に友人と1度だけ訪れました。
プレミアリーグの試合は見ない(見られない)けどスタジアム行こうぜツアーみたいなノリで、チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジに行きました。
スタンフォード・ブリッジを外から眺め、グッズショップで店員で「どの選手のユニフォームレプリカが人気なのか」を尋ねた記憶があります(笑)
2005年初頭、その答えは「ディディエ・ドログバ」だったと思います(2014年ブラジルW杯日本戦で活躍)。
ボクはこの時から凄い選手だと思ったので、その話を友人として、でも記念に買ったのはチェルシーのレジェンド、ジャン・フランコ・ゾラの引退記念Tシャツでした(笑)。
海外サッカーに精通していないとなんのこっちゃの話なのでここで止めますが、
今度イギリス行くときは、チェルシー・フラワー・ショーのことも意識しつつ、ロンドンにはキュー・ガーデンなどイギリスの園芸・草花が鑑賞できるところに行ってみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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