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ジムノペディ|散文

    寝付きが悪くなって、もう随分経つ。
夜の頓服もほぼ効かない。
おまけに今日は持病の後頭神経痛が発症していて、ズキンズキンと刺す痛みが止まらない。

    鎮痛剤は効かないけれど、気休めに飲んでおく。
精神的な不安定さも手伝って、気分は下降して行くばかり。

    何故、私を苦しめるのだろう…。
知って居てやっているなら、最低最悪だと思う。
自覚はないのか、と問うてみたい。

    自分さえ良ければ、陰で傷付き泣く人がいても構わないそのメンタルは、異常だと気付くべきだと思う。

まあ、そんな事考えたくもないから、今のまま成長もなしなんだろう…。

    私が居なくなれば、喜ぶのだろう。
    私は邪魔者。

私の言葉は届くはずもない。
世界が違うから。
私の足元には、安定剤や鎮痛剤、あらゆる薬が涙の泉の底に沈んで行く。

人の痛みに鈍感になりたかった。
知らずして、勝手に相手の感情が自分の中に流れ込んでくるのは、時に苦痛だ。
とても辛い時がある。
    好きでこんなんじゃない。
    私もメンタル強くなりたい。


    今日は一日雨。
ジムノペディで体も心も休ませよう。

私の中をもっと空にして、眠りに就く。
全て忘れて。

暖かい毛布に包まり、身体を縮こめて。
まるで子供の様に。

頭が割れそう


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