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愛憎限りなし

汚い言葉で殴り倒して
あなたの中の愛情を
ほじくり返してやりたい

こんなに誰かに必死になることは
かえって虚しい心理
そう説く連中が目をチラつく
それで納得できる結びつきならば
静かに離れればいい

憎しみとも取れる笑顔
いつしかわたしは
あなたに理屈で追い越そうと
躍起になっていて
汗水を垂らしているようだった

自覚があるだけ利口だよ
そう励まされる
盲目な心理には自覚がある
人肌と馴染んだ湯船のように
盲目なわたしが心地いいのだ

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