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不思議な話 2

 夜勤中に起こった不思議な出来事です。

 当時3フロアを看護師1名、介護士4名の計5名で夜勤を行っていました。

 その施設には道を挟んだ場所に、小規模多機能があります。同じ法人なので、何かあれば施設に連絡が入ります。
 ある夜、看護師と2人でフロア待機中に、小規模多機能から詰所の固定電話に電話がかかってきました。看護師が電話をとると、相手は何も話さず切れてしまったそうです。なぜ、小規模多機能からの電話と思ったのかは、電話番号もですが、13番のボタンが点灯していたからです。13番は小規模多機能の回線でした。

 看護師は、何かあったのかもしれないので、様子を見に行きました。戻ってきた看護師は、少し怒っていました。電話なんかしてないと追い返されたそうです。しかし、私たちは2人で13番のボタンが点灯していたのを確認しています。しかし、これ以上こだわっても仕方がないので業務に戻りました。

 朝に事務所でその話をすると、あることが分かりました。小規模多機能の回線は17番にかわっており、13番の回線はその時すでに、使用していなかったそうです。

 私たちは、どこからの電話をとってしまったのでしょう?今でも、不思議な出来事です。

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