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科学研究は、おはやめに。

夏休み、始まりましたね。

うちは、夫がリモートワーク、かつ、島暮らしのため、息子達は、毎日1時間、海に連れていってもらっています。

今日は、3人で朝から釣りに。絵に描いたような島暮らしの夏休みを満喫しております。

私は、ほっとひといきついてブログ中なのですが、今日、お伝えしたいのは、科学研究だけは、(子どもに実力をつけてあげたいのなら)はやめに取りかかってください、ということです。

理科を教えていたこともあるのですが、理科の実験って楽しいです。観察も楽しいです。

ですが、理科の実験は、学校で習うことが決められていて、それに沿ってするものです。

ですが、夏休みの科学研究は、違います。やりたいことができるのです。

そして、必要な道具や手順も自分達で考えられるのです。そしてそして、自分でレポートを書き上げられるのです。

なんとも楽しい、力のつく学習なのです。

「なんとも楽しい学習」にできるかどうかは、課題設定によります。そこが肝心です。

子どもからアイデアを募るのは、よっぽどすごいお子さん以外は出てくることを期待しない方がいいです。子どもは、そんなに関心をもって世の中を見ていませんし、経験も大人に比べて少ないです。だから、子どもさんをよく観察して、これがヒットするのではないか、と、思いながら尋ねることです。

学校からもらってくる例を一緒に見たり、自由研究の本を読んだり、ネットで検索したりすれば、親自身が面白そう、と、思うのが出てくるはずです。

親自身が面白そう、と、感じることが大切です。親が面白そうと思うことの中から子どもに尋ねるといいと思います。子どもが面白そうと思うことにのっかるのでもいいですが、研究になりそうにないことを提案してきたら、それは遊びで一緒にして、研究になりそうなことを考えるといいと思います。

私自身、夏休み前から、今年の科学研究、どうしようかな、と、考え続けていました。妙案がなかなか思い浮かびませんでした。

子ども達に聞いてもパッとせず。

それでも何日か考えていたら、自分も彼らも面白そうなことが出てきました。

教科書で習ったことを発展させるくらいが無理なくできて気楽でいいです。

今年は、昨年の反省をもとに、自作のワークシートを作らせました。そういうのも積み重ねていけますね。

やることを決めて、計画が立てられたら、あとはするだけなので、こちらも気楽なもんです。

早く取りかかるのを勧める理由は、早くから始めると観察がたくさんできたり、実験のやり直しや改善ができるからです。植物の育ちをする場合は、1日では大きくなりませんしね。

子どもの好きそうな自分も興味のあることってのがポイントです。

公立中高一貫校を受験するお子さんなら、科学研究をやりとげた経験は、面接の時の武器になります。与えられた課題をすることの多い勉強の中で、科学研究は、自ら働きかける勉強です。

ぜひ、この機会を生かしてくださいな。

学習は、小さい時からの積み重ねなので、理科の始まる3年生から、楽しんで取り組んでもらえるといいなぁと思います。

ちなみに昨年は、4年生の次男は、いろいろな雑草の根、茎、葉を調べました。5年生の長男は、浮き草の育ちを日向と日陰に分けて調べました。今年のは、まだ秘密です☺️

3年の時は、学校で勉強した時に使ったキットを使って発展実験をしました。学校で使ったキットを再利用するのも手ですよ。電気や磁石など、持ち帰っているものがあると思います。

ではでは。

No.146

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