不合格通知を受け取って。
パラパラっと昔の記事を見てると、こんなのが出てきた。こんなこと書いてたことは、忘れていたが、読むと、その時の気持ちを思い出す。書いておくっていいですね😊
合格体験記よりもためになりそうです。
以下、過去に書いたものです。
今の気持ちは今しか書けないので綴っておこう。
アップするのは、全てが終わった後。
11月30日に息子が不合格通知を受け取った。
四谷大塚の偏差値70を越えたこともあったし、公立中学校検定模試でも、いつも上位にいた息子だったので、よっぽどのことがないと大丈夫かな、と、正直なところ、思っていた。
ただ、本人がすごい顔で会場から出てきたことで、ものすごい緊張にさらされていたことは、すごく伝わっていた。
その中、面接で真っ白になって答えられなかったわけでもなく、お腹がいたくなって途中でトイレに立ったわけでもなく、大きなトラブルがなかったと聞いたので、彼なりに精一杯戦ってこれたことは分かった。
だから、どうかな、と、思いつつ結果を待っていた。
合格発表で、彼の番号がないことが分かった時、つらかった。
漫画で読んではいたけれど、こんな気持ちなんだなぁって思った。
面接の練習を知人にお願いしたり、面接に向けてもやれることはやってきたけど、まだできたことはあった。
それは、その様子を録画して本人に見せてやること。
客観的な自分を俯瞰してみることで、どんな顔で自分が面接していたかがわかる。
そして、表情の練習ができたな、と。
自分で自分をみせてやれたな、と。
あと、自己PRは、もう少しネタを一緒に考えてやれたな、と。
自分の言葉で話せていたからそれでいいと思っていたけれど、それではダメだったんだ。
自分の言葉で話せていなかったらあれこれ口出ししたのかもしれないけれど、自分なりに考えて話せるところまで育っていたので、それでいけると思ったのは私の甘さだったんだ。
育ってたことで、甘くなってしまった。
でも、そのまんまの彼でダメだったってことは、縁がなかったってことなんだろうな。
見た目でやる気が漲ってるように見える次男とは違って控えめにうつってしまうし。
そんな中、緊張でカチカチになってしまったのだったら、やる気が漲ってるように見える子達に負けてしまったんだろう。
申し訳なかったな、と、すごく思うけれど、あの緊張具合だと、仮に2次に進んでいたとしても、彼の良さが発揮できたかどうかは分からない。
そして、1月11日の結果発表で落ちていたら、そこから2週間で次の準備なんて、心がついていかなかっただろう。
そう思うと、ここでダメで、2ヶ月次の準備ができるなら、それはそれで良かったのかもしれない。
ご縁がなかったということで。
成績が充分に足りていたことと、彼には普通の社会生活こそが必要と思っていたことで、空手に週に2回行ったり、受検1ヶ月前まで料理を作らせたりしてきた。
だが、最後は勉強に全集中してみたいと言うので、昇級検査の後は、空手も休み、勉強したいと言った。
勉強用の問題集は、用意した。
どこまで頑張るのかは、本人を見守るしかないけれど、試験当日の朝、いい顔で挑めるよう、支えていきたいと思う。
ほんと、いろんな気持ちを味わわせてくれるなぁと思う。
次男の方も、これで怖じけずいて受検辞めるって言うかな、と、思ったけど、頑張るらしい。
できる限りのことはしてやりたいなぁと思うが、最後は運任せだね。
No.160
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