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高尾山で氣をいただく場所はここだ!

高尾山。
東京近郊にお住まいの方には比較的馴染みのある名前だと思います。

都心から電車で1時間ほどで行ける、標高599メートルの山。

手軽なハイキング登山が可能で(よく幼稚園や小学校の遠足で行きます)、
またケーブルカーもあるので、スニーカーや中にはハイヒールで登る人もいるほど。

ケーブルカー終点近くにはビアガーデンや猿園もあり、
登山以外に観光地として楽しめます。

年間の登山者数は300万人。これは世界一だそうです。

高尾山は、2009年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの
三つ星に選ばれました。

日本で他にミシュラン三ツ星に認定されたのは、東京都庁、明治神宮、京都や奈良の寺院。
日本の誇る名所と肩を並べ、高尾山は世界中の観光客が訪れる
ハイキング・トレッキングの名所になりました。
東京都内にありながら、これだけ自然が豊かで、
都心からの交通の便がいいことが評価されたといわれています。

さて、この高尾山、古くから修験道の霊山として親しまれています。

奈良時代中期744年、聖武天皇の勅命によって建立された祈願寺で、
奈良の大仏建立にも関わった僧・行基が開いたと伝えられています。

戦国時代には、武田信玄や上杉謙信など
多くの武士の守護神として崇敬されました。
戦乱が終わって江戸時代になると、徳川家の庇護を受けて、
ますます発展していきました。

ご本尊の左右を守っているのが、大天狗と小天狗です。
天狗は、高尾山で修験道の修行を積んで力を得た、
山伏の姿と重ねて考えられることもあります。
山伏の修行は、山中に入り、滝に打たれたり、
火を燃やして祈ったり、その火の上を素足で歩く火渡りをしたり、
険しい岩を登ったり、という荒行です。

山伏たちも、いつか天狗になれるのではないかと、
勇気を持って修行に励んできたのかもしれません。
高尾山では今も、そうした山伏たちがたくさん修行をしています。

高尾山全体に良い氣があり、薬王院に向かう杉並木などでは
強い氣を感じることができます。

しかし、山頂は飲食店もありすっかり観光地化していて、
霊山の趣は感じられません。
氣もほとんど感じられない。

では、高尾山で最も良い氣をいただけるのはどこか?

それは、こちらの修験根本道場です。

薬王院から階段を山頂方向に登っていくと、奥之院があり、その裏に浅間社というお社があります。

普通に行くと目に入らないのですが、この浅間社のとなりに、修験道の「修験根本道場」という石の舞台があります。

中には修験者の方しか入れないと思うのですが、この周辺、とても強く素晴らしい氣を感じられます。

高尾山が混んでいても、この付近にくる方は少ないので、少し腰をおろして瞑想をすると、霊山高尾山の氣を充填することができるように思います。

もちろん、修験の滝近辺や、山中の氣も素晴らしい。

東京近郊の方はぜひ訪れていただきたいパワースポットです。

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