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何者でもない自分から始まったコミックエッセイ連載

一見最悪のことが、実は大きな転機になる。

それは誰にでもあることなのかもしれない。

わたしはまさにそうだった。

改めまして、きむらかずよと言います。

そうそうたる方々が名を連ねているアメーバブログの隅っこで

高校生の時に、交通事故で亡くなった弟のことを細々と漫画にしていました。

忘れもしない2月の終わり、突然kadokawaの編集者の方から一本のメールが入りました。

「連載しませんか」

寝る前に見た何気ないメールだったのに、身体中に電気が走り、心臓がバクバク脈を打ち出して、その日は眠れませんでした。


これが私にとって、大きな転機になったのでした。


かつてわたしに吹いていた逆風が、一気に追い風に風向きを変えた瞬間でした。

風向きが変わると、自分の決意ができていようが、できていまいが、一気に流れが変わっていく。

ここだけの話ですが、もう10年近く前から、私はコミックエッセイを描いては出版社に応募し、蹴られた数は片手の指5本では足りません。

お恥ずかしながらこの10年、振られまくった人生だったのです。

そんな私が、今回はどこにも応募していないのに、ブログの片隅からすくい上げられ

今、こうして連載をさせていただいています。

人生、何があるかわからない。

そして、好きなことを続けていくことの大切さを身にしみて感じています。

そんな私が今書かせていただいているのが、現在、レタスクラブwebさんで「16歳で帰らなくなった弟」です。

漫画の内容は、高校生だった弟が突然バイクで出かけたまま交通事故に遭い、亡くなってしまいます。

そこから、崩れていく家族が立ち直っていくまでの経緯と事故当時知らなかった真実が次々とわかっていくという自身の経験をセキララに綴ったコミックエッセイです。

このnoteでは、16歳…(以下略)の連載の舞台裏や制作の過程など、そんな話を綴っていきたいと思っています。

漫画と仕事(保育)と子育ての両立の裏側
制作時のエピソード
コミックエッセイの原稿ができるまで
弟と生きた16年間

現在も日常エッセイ漫画を綴っているアメブロとはまた違う角度からの発信をしていきたいので、もし読んでいただけたらとても嬉しいです。

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