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転職活動記録11 IT業界に勤める友人から教えてもらったこと

こんにちは。

昨日はIT企業に勤める高校時代の友達にIT業界の構造や仕事内容を教えていただきました。

約7時間ぶっ通しでお話してくれました。

IT業界に面接を受ける前に、お話を聞くべきだったと思いました。

友人の経歴

就活時は水のビジネスに興味を持って勉強。

その後水道管のリフレッシュをするような企業を調べていったがインターンシップで面白くなさそうと思い方向転換。

IT業界で上流工程と下流工程、どちらも一人で完結できる人材が少ないと思いそのような人材になろうと考えたようです。

そして様々な大手企業からエンジニアの内定をもらい、エンジニアになるのかと思いきや。。。

駐車場ビジネスの営業に就職されてました。

昨日聞いたら、上流工程は営業力が必要だから、まずは営業からやろうかなと思ったようです。

プログラミング等は勉強すれば良いだけだし、エンジニアから営業は難しいだろうけど、営業からエンジニアは行けると思ったようです。

実際駐車場ビジネスの営業から一度ニートとなり、現在は転職してIT企業のカスタマーサポート兼会社のルールや仕組みを作り直すような仕事をしています。

教えていただいたこと

IT産業について

まずIT業界は現在成長産業ということを、名目GDPと実質GDPをもとに説明していただきました。

円グラフなどが、国で正式に出していることすら知らない私は、根拠までしっかりおさえてくる友人にさすがだと思いました。

特定サービス産業動態統計調査
情報通信白書など

その後IT業界の中でも彼なりに分類すると
・インターネット、WEB業界 アマゾン等 約47兆円
・通信インフラ業界 NTT KDDI 等 約19兆円
・ソフトウェア業界 Microsoft等 約6500億円
・ハードウェア業界 日立、SONY等  約6兆4000億円
・情報処理サービス業界 SIer  受託 約4兆5000億円

と教えて頂きました。先日2社受けた面接の会社は、ソフトウェア業界と情報処理サービス業界と違う分野なのだと理解できました。

産業にも違いがあると教えられ
・労働集約型産業 人間による労働力の割合が大きい産業
・知識集約型産業 頭脳労働や知識労働が事業の中心となる産業
・資本集約型産業 存在している産業の中でも資本の割合が大きい産業

の3個があるとのことでした。資本と知識のどちらかの産業に行くことをお薦めされました。

営業の仕方の違い

自社開発系 → 飛び込み営業 電話アポ 既存顧客サポート

受託開発系 → 顧客から案件が来る・請負元へ営業 カスタマーサポート

プロジェクトの構造として
1 部長
2 プロジェクトマネージャー
3 プロジェクトリーダー
4 エンジニア

がいるから、営業が話をしに行くのは1と2の部長とプロジェクトマネージャーになる。
だからこちらも知識が豊富に必要と教えてくれました。

開発のモデルの種類

1ウォーターフォールモデル

メリット 初めに要件定義を決める。全体図を把握しながら開発を進めることができる。

デメリット 
仕様変更が生じた場合や、問題が発生した場合に戻る工程が多くて大変

2 アジャイル開発

メリット 
短いサイクルで回し、要件定義もざっくりとで始めるのでリリースも早く、展開が早い

デメリット 
開発の方向性がぶれやすい 全体像が見えにくい

3 スパイラル開発

メリット 
作成する機能毎に計画を立てる。そのため、スケジュールの変更が比較的容易にできる。
仕様変更にも対応しやすい

デメリット
プロジェクト全体の把握が難しい
プロジェクト期間が長引くリスクがあり、開発コストが高くつく可能性がある

開発の仕方でも色々違うから、それに合わせて営業の動き方が変わるから知っておいた方が良いとのことでした。

コンピュータの構成要素

コンピュータは
・アプリケーション
・ミドルウェア
・OS
・ハードウェア

で構成されていると教えていただきました。


システム開発の種類

ここは僕もざっくりと覚えられませんでした。

・オープン系 パッケージ系 パソコンでシステム開発をする
・汎用系 スーパーコンピュータ 汎用機を使用してシステム開発する
・WEB系 WEBサイト等 アプリ
・制御系 炊飯器の機能など
・組み込み系 制御系で開発されたシステムをハードウェアで動かせる仕組みを構築するのが組み込み系

その他
バッチ処理や、クラウドとオンプレミス、AWS(アマゾンウェブサービス)と少し教えていただきました。

アマゾンって、私たちが普段一般的に使用している領域以外でも大活躍しているとは知りませんでした。笑

今後何から勉強したら良いか?

とりあえずITパスポートは基本中の基本だから勉強必須とのことでした。

その次は基本情報だそうです。

友人はとりあえずFP2級と簿記2級も趣味でとったと言っていました。

さすが勉強好きなだけあって、上記を1年間で全て取得したと聞いた時は驚きました。笑

マクロやVBA、SQLを勉強すれば役立つかもと言われました。

IT業界が求める考え方や力

1 効率化

そもそもITの存在意義が、人の役に立つこと。
効率をよくするツールとしても使用される。
だからこそ、効率化という考え方が求められると言っていました。

2 勉強

とにかく変化の早い業界。
常に勉強していかなければ、あっという間に置いていかれると言っていました。
勉強が大好きなら、楽しく過ごせる業界のようです。
勉強オタクの友人にはぴったりな業界だと改めて思いました。

3 忍耐力 体力

体力が必要。
1日パソコンの前で仕事をするのは、結構辛いことがあるとのことでした。
体力や忍耐は必要なお仕事だとのことです。

友人から見た私の長所・短所

長所


コミュニケーション力(フランクより)
友人間や、普段の人間関係の構築力があると言われました。
なので、BtoBでも規模感の小さい営業が一番力を発揮するのではないかとアドバイスを頂きました。

それに日本のほとんどが中小企業だからお客様の層は広いとの見解。
私よりも私のことを把握しているなと感心しました。

短所

一つのことに集中すると、他のことが抜ける。
疲れている時に抜ける

ラインの返信が遅いことを指摘されました。
おっしゃる通りだと思いました。

手帳をうまく使えば、短所を補う行動が取れるとまでアドバイスを頂きました。
たまたまですが、友人と私が全く同じ手帳を使用していました。笑
なので、どのように使用しているかお互い見せ合い、勉強させて頂きました。

その他

あとはITとは関係ないことをたくさん話していました。笑

・消費税の仕組み
・インボイス制度というものが始まる
・積立NISAの話
・特異なスキルと汎用スキルの話。
特異スキルは求められる可能性が低いけど、価値が高い。だから汎用スキルより1個フェーズのあげた能力を身につけると、自分達の市場価値が上がるのではと話し合いました。

今回私が感じたこと

自分の人生に大きく関わる業界。

まずはこれを把握して興味を持てるものが良いのだとわかりました。

転職活動は面接が勝負ですが、面接に行くまでに下調べを徹底的にすることが必要という意味も今回よくわかりました。

業界、企業の立ち位置、業務内容を把握もしないまま入社した場合、現職と同じ状況になりかねないと思いました。

友人のように身が詰まった状態で面接に行かなければ、内定なんて到底厳しいと思いました。

面接の小手先テクニックなんて、ここまで下準備ができていれば必要ないんだなと痛感致しました。

まずは本当に私がIT業界に入りたいのかを吟味して、勉強して触れて考えてみたいと思います。

来週は広告業界の後輩に会うので、広告業界の仕事内容など色々聞いてきたいと思います。

何に興味あるのかを探すって難しいですが、見つけたいと思います!!


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