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Day316 メッセージカードのすすめ

2024/6/1 Sat
本日、運動会です。

今日は、学級経営で使える
子どもたちに
“気持ちをスマートに伝える方法“をお伝えします。

自分が人からしてもらって嬉しかったことや楽しかったこと。
ちょっとした感謝の気持ちや相手を称えるとき、あなたはどんな行動をとっていますか?

「ありがとう」
「嬉しかったわ」
「うまいね」
「がんばったね」など
言葉で伝えていることが大半だと思います。
もちろん、言葉で伝えることは大事ですよね。

聞いた相手は嫌な気持ち人はなりません。
ただ、そこにもう一歩、手を加えることで
自分の気持ちをよりパワフルに伝えることができます。

それが、「メッセージカード」です。
ボクはこれを使いだしてから、学級経営が非常にうまく行きました。

サイズにもこだわっていて、名刺サイズが丁度いいです。
無地や柄物、変形型といろいろなカードが販売されています。
気分や好みによって使い分けるといいですが、
数をたくさん使うとなると、やはりお金もかかります。
なので、ボクは“無地“一択です。

カードを数枚、名刺カード入れに忍ばせ、
ペンは4色ボールペンを普段から持ち歩いています。
何かしてもらったことや、よかったことがあると
サッとカードを取り出し、“ありがとう“のメッセージを添えて相手に渡す。
日付とコメント、名前を忘れずに書き込みます。

もらった相手は【?】と初めはなりますが、
続けていくうちにすぐに慣れてきます。
「あ〜あの先生は何か嬉しいことがあると、カードを配る人なんだ」って。

そんなカード一枚もらっても邪魔になるだけだよ。
って思う方もおられるでしょう。
もらって邪魔だなと思う子は、すぐに捨ててしまいます。それでも構わないのです。

でも、ちょこっとだけ止まってほしいです。
たとえ、そのカードが捨てられたとしても、
自分が褒めらたり、認めてもらったりしたその事実は消えないし、
その人の心には残るのです。

何より、書いた自分は、感謝の気持ちを伝えられる人になるし、
学級経営であれば、その人の良いところを見つけようと
【見る目】が養われますよ。

ボクは仕事柄、子供達によく問いかけます。
「将来の夢は?」
「今年のチャレンジは?」
「どんな自分になりたい?」
そんなメッセージとともに、質問を書いたメッセージカードを配ります。
ほんの3分でできる、イメージトレーニングです。

書いたものを筆箱や普段目にしやすいところに置かせておくと効果は大きいですよ。
自己啓発系の本に多いのは、
“目標は紙に書いて目にしましょう“とよくあります。
まさに、それを体現したシステムです。(少し大袈裟かもしれませんが)

筆箱や、読んでいる読書のしおり、
中にはカードフォルダーに入れて管理する児童まで出てきたことがありました。
日頃から考え、行動し、フィードバックする経験が自然とできるというわけです。

感謝を伝えたり、頑張りを認めたり、自分の夢を書いたりと万能なカード。
それがメッセージカードの力です。

手短なところから始めてみてはどうでしょうか?
100円均一ショップで白無地200枚110円(税込)で売っています。
1枚0.5円の投資で効果は計り知れません。

【教訓】
形で残す

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