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Day211 Go To O-ji Zoo

2024/2/17 Sat
ゆっくり目覚めました

総務をしていると
いろんな仕事が舞い込んでくる。

スタンダードは
5年生・6年生の算数
6年生の道徳 の授業を担当

週11コマを担当している。
それ以外は学習支援とて
他学年の算数、国語のT2として入る。

その他、
出張や体調不良で休まれたクラスへ代理
いわゆる
「代打 オレ!」
としてクラスに入らせてもらっている。

そんなボクにも
たまにご褒美がある。

それは“引率“だ。

校外学習の付き添いとして声がかかるのだ。
昨日も声がかかった。

1年生の王子動物園!

(ヤッタァ〜)

役割は“見守り“と“会計“

電車に乗って行くため
児童数を窓口に先回りして
会計を済ませなければならない。

また、
入園手続き等
担任が児童中心に動けるように
細かいことをするのが役割だ。

なんかそんな役回りがボクは好きだ。

役に立てている

そんな実感が湧くからだ。
つくづく思う。
ボクはメインプレーヤーより
サブキャラ志望が強いと。

さて、子ども達に話を戻そう。

彼らに与えられたミッション
“めあて“は3つ

・たくさん動物をみよう
・時間を守って活動しよう
・友達と協力して仲良くすごそう

担任の細かい配慮に感心する。
移動中には紙を見せて
“声“を発することなく
“読ませる“のだ。

“だまっていくよ“と。

ハンドサインも忘れない。
指でピースサインは 2列
  4本サインは  4列

ふざける児童には眼力

・・・
(;´Д`A

さすがだ。

久しぶりの王子動物園。
灘駅を降りると小雨が降っていた。

予報外であるが
日も出ているので大丈夫だろう。
(でも寒い)

9時半頃には到着した。

めちゃくちゃ静か。

えっ?貸切ですか?
ってぐらい金曜日なのに人がいない。

閑散としているのだ。
(ラッキー)

子ども達は班活動で
自由に活動する。

ボク達教員は定点を決めて
本部、資料館、フリーとタイムスケジュールで動く。

ボクのファーストポジションは“資料館“
ここは、動物の標本や生体、学識的な資料が展示されているところ
体験的に動物を学べる施設だ。

自由時間がスタートする。
子ども達が静かに、仲良く活動できるよう見守るのが
ボクの役目。

意気込んで資料館へ行くが

誰も来ない

ボッチである。
奥にはペンギンが泳いでいる。

泳ぐペンギンがボクに語りかける。

「そんな日もあるさ」と

「そんな日もあるさ」とボクに語りかけるペンギンP

ただ、
暖房が効いており
ここは心地が良かった。

誰も来ない間、ボクはペンギンと睨めっこしていた。

校長先生がやってきて交代時間となる。

次のポジションは本部。

吹きっさらしの広場。
無茶苦茶寒い。

ベンチに座るが
風が止まない。

子どもは来ない

またもボッチである。

しかも今度は寒い。
心も寒くなってきた。

(体を温めるしかない)
そう思ったボクは
スクワットを始めた。

怪訝がる園内の清掃員さん。

苦笑いするボク。

そんなやりとりを続けながら
ようやくフリータイムとなった。

子ども達を探すが
見当たらない。
園内を軽く走り回りながら
ゾウ・トラ・コアラ・クマ・キリン・カバ
主要メンバーを覗きに行くが
ことごとく子供はいない。

フリーでも
ボッチである。

時間的に皆本部に集合していたのだ。

(そんな日もあるさ)
ペンギンの声が聞こえた。。。

でもでも、
ボクは楽しんだ。

馴染み深い
王子動物園

たくさんの思い出つまる
王子動物園

コアラとパンダが同時に見れる
日本で唯一の動物園。

だがここ最近は
タンタン(パンダ)の調子が悪く
現在観ることはできない。
(元気になれば中国に帰る事が決まっている)

しかも、ヘビもいなかった。
ワニのスペースも半減している。

“準備中“の檻が目立っていた。

かつての賑やかだった
王子動物園が
その輝きを失いつつあるようにも思えた。

ここ最近では、
遊園地を壊して、大学の敷地にするという
市の案も出ている
(市民の反発する声は多い)

“市営“の弱さなのだろうか
寂しくなってきた。

子供たちとすごす楽しさを感じつつ
元気を失いつつある王子動物園に
寂しさを感じた
ほろ苦い校外学習だった。

栄枯盛衰
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・

【教訓】
思い出を護る

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