Day96 妻・憤慨
2023/10/25 Wed
今日も研修です。
先週、息子が修学旅行から帰ってきた。
あまり楽しくなかったらしい。
それはそれで“いい経験“
親としては少し残念ではあるが
自分から楽しもうとする気持ちも大事だと思うので
我が子の気持ちを受け止めつつも
「観たこと、体験したこと、行った場所っていうのは
必ずいい思い出になるよ」と伝えた。
しかし、妻は違う。
「いや、あれ(楽しくない理由)は、班分けやで」
と込み上げるものがあるらしい。
そこの話が導火線となり、
「クラブ活動が11月スタートやねんで。何んで5月からできへんの?
はーちゃん。来年から4年生でクラブ楽しみにしてんのに、11月まで
待たなあかんの?」とか
「運動会とかの保護者アンケートって“記述欄“ないねんで
良かったことも書かれへんわ。なんで選択するだけやねん」
なぁ〜!ちょっと聞いてる!
と一気に捲し立てて不満を吐き出された。
頭を下げながら聞くボク。
こうなると止まらない妻。
同業として、、、
色々と思うところはあるが、ここは聴くしかない。
・担任への不安
・学校への不満
・我が子の心配
かれこれ10分以上、マシンガンのように言葉を発した。
こんな時、男性は
「あぁ〜したらどう?こうした方がいいんじゃない?」
なんて
決して言ってはいけない。
ここはずっと聞いて、聴いて。
ただ聴くに徹するのが正解だ。
「そ〜なんやな。それは嫌な気持ちやな」
と共感することが大事と何かの本に書いてあった。
女性は、
問題解決して欲しいんじゃない。
共感して欲しい
のだと。
(あっ!思い出した。『話を聞かない男、地図が読めない女』アラン・ピーズ著だ。)
一通り不満を口に出したあと、
妻が言いた。
「どうしたらいい?」
(えっ。方法を求めてるんかい!)
と思わずツッコミを入れたくなったが、
教師として一番突かれたくない所を
惜しげもなく教えた。
(すまん。同業者よ。耐えてくれ。)
「それええな」
妻から高評価を得たボク。
それと同時に同業を売ったという罪悪感を感じた。
しかし、何事も改善は必要。
気づけてもらえたら、それは
子どもにとっても
保護者にとっても
教師にとってもいいことにつながるだろう。
そのはず。
そんな分けで、
来年妻は、役員になろうかと考え出した。
・・・
(きっとだんだん熱は冷めていくと思うが)
何事もコミュニケーションが大事。
だから今日も
・子どもの
・保護者の
・仲間の
声をボクは聴いていく。
【教訓】
耳と目と心で聴く
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