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Day348 【注意喚起】通信止めます!

2024/7/3 Tue
個別懇談2日目です。

7月1日のお話。
この日は夕方出張のボク。
少し早めに職員室に戻ってきて
出張の準備をしておりました。

15:27分 一本の見知らぬ番号から電話が鳴ります。

「はい」

「ヒロさんの携帯でしょうか?」

「はい」

「ご本人様でしょうか?」

「はい 何か?」

ボクは大抵知らない番号でも基本 対応するタイプですが
塩対応です。
冷たい感じ、突き放した感じで対応しています。
相手の素性がわかれば 警戒を解くという感じです。

その男は続けて言いました。

「私は、総合通信基盤局の“ヨシナガ“と言います。
 ヒロさんの 契約された携帯から
 多数の投資詐欺メールが送られて被害者多数のため
 通信制限をかけるため、今後通信を遮断させてもらいます」

ちょっと待て!

はは〜ん。
勧誘系か詐欺系かどちらかかなと即座に思ったボクは
ちょいと突っ込んだろうと思ったのです。

「覚えがないですが、ぼくの契約会社はどこ?」

「auです」

「残念やなぁ〜 俺 auちゃうで
 なんのつもり?ジブン?
 今かかってきてる番号調べたら
 詐欺とか出てきてるで」

「はい。その詐欺喚起の電話です」

「じゃ〜オタクの会社教えて」

「はい。総合通信基盤局です」

「会社の番号は?」

「03−5353−5111です」

調べてみますと
“総務省“の代表番号じゃないですか!

えぇ〜総務省?
みてみると確かに
“総合通信基盤局“とある。

「調べたけどさ、じゃ〜切り直して
 ここにかけて、“ヨシナガ“さん出して
 っていうたらあんたに繋がるん?」

「はい。繋がります」

この時点で、
“ヨシナガ“呼び捨てを
“ヨシナガ“さん づけにしている
心の変化、信ぴょう性が出てきたのです。

会話の内容はこうです。
ボクが他の携帯番号を契約して
その携帯番号から投資メールを不特定多数に送り
その被害が出ていたため契約者であるボクに電話が来たというもの
特に何を求めるわけでもなく、通信を切断する。
今、使っている電話も含めてその権利を奪うというものでした。

待て待て待て!

身に覚えがない!

ただ、先々月。
義理の親父が携帯の契約を変えた際、
その緊急連絡先にはボクの番号を書いた。
もしかしたらその番号が悪用されているのか?

と人間怖いですね。
何かのきっかけをどこかの記憶と合わせようとするのです。

「あっ、一件 心当たりあるかもしれないので
 そちらにかけてみます。
 後、この後出張なので、18時にかけ直してもらえないですか」

とボクは丁寧に話していました。

「わかりました。18時ですね。
 身に覚えがないとなりますと、多少お時間いただくかもしれませんので
 よろしくお願いします」

と言って電話が切れました。

(どうしよかな?)なんて思いながら
職員室でやり取りを聞いていた先生たちも
ミミダンボです。

でも待てよ。
なんか怪しい。
そんな気がしたのです。

一回、電話したろ。って思って
総務省の代表番号に電話かけましたよ。

そしたら
「どう言ったご用件ですか?」と聞かれ

「投資サギを送って迷惑をかけていたものですけど
 身に覚えがなくて、でも通信を切ると言われたのです
 担当の“ヨシナガ“さん出してください」と伝えると

「あぁ〜それ詐欺です」

と速攻で言われました。
「最近、めちゃくちゃ多いんです。
 総務省からそのようなことは言いませんし
 仮に連絡を取ることがありましたら
 固定電話からの連絡になります。
 またかかって来たら
 『総務省から詐欺ですねと言われた』と言って
 切ってください。それでも心配なら
 警察に相談してください」
と言われ受話器を置きました。

その後の出張は頭に入らず。
会議後速攻で警察署に駆け込みましたよ。

校区の警察署。
なので、若干顔馴染みです。(笑)

「どうも。こんな電話がありまして」
と相談して

記録に番号とメモと
情報提供しておきました。

「18時にかかってきても無視でお願いします」と
警察から助言を得て帰宅したボク。

18時になっても結局

かかってこんのんかい!

かかってきませんでした。
どうやら向こうも警戒したようです。

090−5821−6796
この番号は詐欺番号です

ここからの着信にはお気をつけください。
“ヨシナガ“
もうこんなことはやめて
まともに働こうよ。
あんたにも大切な人がいるだろう?
なっ。“ヨシナガ“
キミの未来の幸せを願いつつ。。。

【教訓】
着信注意!

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