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Day237 Dream Card

2024/3/14 Thu
今日はホワイトデー♪

先日、最後の“道徳“授業でした。
そんなお話。

4月。
ボクは勇んで
「道徳させてください」と担任に申し入れた。

森岡健太先生が提唱する
“道徳ノート“を実践したくて
道徳の授業力を上げたく取り組んだ。

が、、、
深まる授業までとはいかない
悔しい思いも多々あった。

子ども達に
道徳を要として、生きる力をつけてもらいたかった
をもってもらいたかった。

いろんな思いがあったが
まだまだ課題が多い一年間
35コマの授業だったと思う。

その最後の授業は
“未来の私へ“というテーマで
自分の思いを込めた授業をさせてもらった。

価値項目は
“真理の探究、創造“だ。

そう決めたのは
定期購読している
“道徳教育2月号“
「人物教材の説話・雑談ネタ辞典」P47
明治図書 からだ。

植松 努(うえまつ つとむ)さん

『どうせ無理』を無くしたい。
植松さんのエピソードと宇宙開発に注ぐ思いを
子ども達に語った。

これからの未来に向けて
自身の可能性を信じ、
信じることの創造力をもってもらえるようにと願って。

植松さんは
幼い頃、祖父の影響もあり宇宙に興味をもった。

勉強するというよりも
本を読んでものを作ることに没頭した。

祖母の
「お金があったら本を買うんだ」という教えを守る

祖母は戦時中、財産や資産は全部
奪われる体験を味わったそうだ。
その経験からも
奪われない“知識“をつけるようにと孫に話した。

そう。
“知識“は奪えない。

経験は“消えない“のだ。

「どうせ無理」という心無い大人の言葉に
傷づいた話も聞いた。
その一言が教師からだというから胸が痛い。

小さい頃、植松さんは教師から嫌われていたそうだ。
きっと今で言うところの
“言うことを聞かない子““だったのだろう。

教師としての力量が試される児童であるが
この話を通して
ボクも自分の襟を正さないといけない。

嫌いな子はいないが
苦手な子はいる。

どう向き合えばいいか わからないのだ
経験値でしか手持ちの引き出しは増えない。
どうすれば 心を 開くことができるのか。

悩み、迷い、苦しむ。
でも、そこで辞めちゃいけない。
そう自分に言い聞かせている。

本を読み、
セミナーに出かけ
映画を観る。

きっとどこかに“ヒント“があるはずだから。

絶えず 探し求める
“やり続ける“
これも『真理の探究、創造』につながるのだろうか。

創り上げていく。
モノではないが、ココロを創り上げていく。
そんな思いで
今、ボクは教師をしている。

ボクの人生のミッション
“全ての 子ども達の 可能性を信じぬき
笑顔と勇気を 与え続ける人になる“
の実現のために、今日も歩んでいく。

授業の後、
Dream Card と称して
名刺カードに“未来の自分へ“と題を書いて
子ども達に配った。

「このカードに書いたことは叶うとすると
 あなたな何を書きますか?
 書いたら叶う。お金、時間の制限はナシ
 自分だけが見るカード。
 好きに書いてごらん。
 そして、このカードを毎日見て、声に出すんだ」

そう伝えて 授業を終えた。

カリカリと 鉛筆が机にあたる音が 教室に広がった。

彼らの未来が 楽しみだ。

【教訓】
創造する

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