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転職というチャレンジ

今月末で6年間務めた会社を退職します。
実は4月上旬には次の会社は決まっていて、この2か月間はほぼ年休消化に充てていたので全く仕事をしていなかったので、正直早く仕事をしたいのが本音ですが、今回なぜ転職を決意したのかを簡単にまとめようと思います。

きっかけ

遡ること2020年2月、横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセス号で発生した国内初の新型コロナウイルスのクラスターをきっかけに、世間をはじめ我々の生活は大きく変化しました。出社が基本の働き方から在宅・リモートワークが中心となり、それまで10年20年先と言われた働き方を余儀なくされ、皆働くことに対して深くまた新たに考えるきっかけになったと思います。

同年4月、自身もいち早く新たなB2B事業に応じるべく、計画していたデジタルマーケティングの一部である事業部のサイト立ち上げを有志のメンバーと共にいち早く検討し、(たかがLPではあるものの)同年11月にローンチしました。その時から社内のメンバーやステークホルダーの危機管理意識に若干違和感があったものの、大きな企業だからこそ根回しの連続で形にできたのは、今思えば大きな組織で働く上での貴重な経験だったと思います。

同年12月、事業部のサイトを立ち上げ後、年末年始の過ごし方について考えていたところ時期的に募集されていた「HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト」に興味本位と自身のキャリアの棚卸を兼ねて受験し、1発で合格することができました。

この合格は、その前後から自身の経験や考え方への自信となったものの、所属する組織ではスペシャリスト < ジェネラリストを求められ、現にジェネラリストメンバーばかり昇級昇格しているのを横で見ながら、自身のスキルは今の組織に求められていないと感じるようになりました。

転機

そんな気持ちの中で相変わらずスキルを活かせない業務をしていたところ、副業制度があることを知り、2021年9月に外部企業に副業として登録しました。
この企業は依然からUXに関するコンテンツの配信やウェビナー、WSなど数多く参加させていただき、考え方やビジョンに共感していたので、そこで得れる知見はきっと所属する組織にも還元でき、自身のスキルアップにも繋がると考えていました。

ところが、いざ副業を始めようと手続きを進めていくと、

  • 業務内容が重複する

  • 年間の残業時間が360時間を超過しているので、これ以上の残業がNGではないか(年間500時間までは申請済み)

などの理由で、前例がないからと結果副業もできなくなりました。

また、同時期にはあるサービスを経由して他の企業から声がかかるようになり、「副業NG」「スキルに対する市場のニーズ」からチャレンジ精神に火が付きました。

転職活動

これまで転職する際は、転職エージェントサービスを活用してきましたが、今はSNSが主流でTwitterをはじめ、FacebookやEight、Wantedly、noteなどクリエイターにとってアピールする場が多くあるので、私もポートフォリオを作成し、各プラットフォームで自身のキャリアをアピールできたことは、今後のキャリアにおいても継続していくことで、新たなビジネスチャンスや人脈形成に繋がると考えています。

実際、転職活動の中で2,3社から話を聞くことができ、初回コンタクトから2,3週間あまりで次の企業での採用に繋がったスピード感は、これまでの転職活動で消費するエネルギーとは全く異なるもので、円滑にストレスフリーで決めることができました。

私にとっての転職

今回ご縁あって2021年6月から新たな環境で仕事をするわけですが、私にとっての転職とは自身のスキルアップ市場への挑戦です。
人生100年時代と言われているように、転職適齢期も以前は35歳と言われていましたが、最近では年齢はどんどん上がっているようです。転職先も大手よりもマネジメントスキルをもつ中高年がスタートアップに参画することも少なくなく、また私をはじめ年収よりも働き甲斐のある環境を求めて転職する人も多くいるようです。

そのため、自身の成長のためとコロナのように急な変化に対応すべく、常に業界のトレンドやテクノロジーに対してアンテナを張り、業界や産業の変化に適応する人財であり続けることができるのか、挑戦し続けたいと思います。

一つの企業に勤め続けることも選択肢の一つではありますが、一度きりの人生だからこそ、失敗覚悟で挑戦し続けて、自身が楽しいと思えことが私の考える仕事への向き合い方です。

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