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giveする人生

こんにちは。
内田です。

今回はgiveする人生です。
約1ヶ月前に長野県で飲食店を経営する社長に、あることを言われました。
「徳を積むって何かわかるか?」
私は誰かのために動いてその見返りですか?と答えました。
そしたら、「惜しいな〜、見返りは求めちゃダメなんだよ」と言われました。
その後に、見返りを求めるということは返してもらう気があるということだろ?それじゃあgive and takeになってしまう。俺は基本的にgive and takeが好きじゃないと言ってました。

商売をする上で、返ってこないと儲からないと私は思っていました。
でも、それは少し違いました。
その時に社長は言いました。
「俺が今こうしていろいろ話してるのは、内田くんに見返りを求めているわけじゃないよ。自分の時間と経験を使って内田くんが成長できるようにいろいろな話をしている。だから別に俺にとっては徳にもならないし、見返りを求めているわけじゃない」と言われました。
そこで私はこの社長は今までにいろんな人にいろんなものをあげてきたんだなとすぐ理解しました。
そしてそのあと、「でもたまに若いやつらが俺が何かしてあげたからこれこれのお返しですっていろいろやってくれたりすることが最近多くなったね。俺は何してあげたかは全然覚えてないけど、その人にとって良いことをしてあげたんだろうけど」
この言葉を聞いて、自分が他人にしてあげたことは全部水に流して、やってもらったことは石に刻んでいくとはこういうことかと思いました。

その社長は飲食店の経営をしていますが、この時期でも売り上げを出して新規事業の準備などもしています。
私の中で徳を積むということが、少し考え方が変わりました。
誰かに常に自分の何かをあげ続けて、勝手に積まれていくもの。
これが徳を積むということだと理解しました。
見返りを求めて動くのは決して徳を積んでいるわけじゃないと感じました。
すぐには徳を積めているかどうかはわからないと思いますが、きっと死ぬまでに自分は徳を積めていたと思えるような生き方をしていきたいと強く思った出来事でした。

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