奥さんのプライバシー 相互尊重の原則2 ~同居の原則その4~
今回は奥さんのストレスを発生させづらく、軽易なものにして行くことについて書きたい。
奥さんの心の状態はあらゆる関係に支障をきたすので、しっかり対策したい。
<再掲、振り返り>
相互尊重の原則 - 親子は別々の家族であること
親子、両家族は、お互いを尊重し合い、相互不干渉を原則にした協力関係を築くべし
今回は奥さんのプライバシーの確保について。
目指すべき目標の、以下2つに到達できるよう学んでいきたい。
•同居や敷地内同居は大変なこともあるけどメリットの方が大きいよね!
•適切な距離感でお付き合いするから、常に疲れてしまうことは無いよね!
<今回の重要ポイント>
敷地内同居は建屋が別棟なので、プライバシーは守られているか?
答えはNO.
プライバシーはないと「感じて」しまう。
理由は人間の情報インプットは8~9割が視覚からという点に基づく。
自分が見えてしまうこと、相手から見られてしまうという環境により、プライバシーがあるとは感じない。
家をたてる前の夫婦は、庭や入口(門)が見えない位置の部屋を妻の居室とか、リビングにすることをお薦めする。そこは唯一安らぎの場所となる。
既に着工済みの方は、今からでも奥さんと相談、ヒアリングして、落ち着ける場所はどこか確認しよう。その場所に居やすいよう、気付かれないように家具やアイテムを増やしていこう。
情報は制御できないというか、情報が第一世帯の親世帯に伝わっていてもいなくても、出掛ける度に「よく出掛ける嫁だ」と思われてないか、「いつ、家に入ってきてもキレイにしていなければならない」など、縛られていないのに縛られている感覚になる。
自由が無い=プライベートが無い=プライバシーが無いと、無いの3段活用になっていく。
小さな子供がいたら、実際に情報は筒抜けになる。
悪気がない素直な天使達が、「お母さんは寝ていた」とか「お母さんはスマホを見ている」とか伝える。スマホは君たちの学校の申込みや、物品購入だと言いたい。
長くなってしまった。
解決方法は、家の中のあまり見えない場所の確保だ。でなければ奥さんは自分の家がない状態と思って欲しい。
メカニズムがわかってないと、奥さんもストレスがたまっているから、たまには一人で出掛けさせてあげようとか、友達と飲みにいってらっしゃいという単純な手法を提案してしまいがちだが、それでは奥さんが家事をほっぽって一人で出掛けたと思われたくないという気持ちが拾えない。
その場合は、一緒に出掛けて途中で人りにさせてあげる等、設計を間違えてはいけない。
奥さんのこころのケアは自分の物差しで考えてはいけない。
書いていて反省しかない。。。
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