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親友が作れていないと悩んでいる学生さんへ送りたい言葉

 皆さん、親友と呼べる存在はいますか?
 SNSで、中学高校と親友が作れなかったとのコメントを見ました。
 私自身、小学校の頃から社会人になってもずっと悩んでいました。
 「この子は親友と呼んでいいの?」と未だに悩んでしまうと言って過言ではありません。

 私が子供の頃想像していた親友像は、「学校帰りにクレープ屋に行って毎日の様に深夜遅くまで話題がとまらない関係。」
と、テレビドラマのワンシーンを思い浮かべていました。
 ですが、そんな事する通学路でもなければ、そもそも私がそんな事するタイプじゃないのです。
 なので、よく話すクラスメイトに対して、「この子は親友とカウントして良いのかな?」と疑問に思っていました。
 でも、親友であろうとなかろうと、相手が好感を抱いてくれている事、何かあった時に、互いに相談しあえる。
 それだけで、良いのではないかなと、今では考えています。
2~3年ぶりの帰省時に会う程度で、頻繁な連絡もない。それでも、会えば近況報告をして、アドバイスを求めたりを気兼ねなくできる。
 「同志」と言うほど、志や考えや趣味が一緒ではないのに、相手の意見を素直に聞ける相手。
 語彙力の乏しい、私には適切な表現をできる言葉はないが、いつ会っても心地良い相手。

 社会人経験を経て言える事は、学生時代の友人は、かけがえのない財産だと言うことです。
 社会人になれば、明確な先輩や後輩も、上司や部下と責任や役割が異なり、同期はある意味ライバルです。
 ですが、学生時代の友人はと言うと、同じ職場やライバル社でなければ、気兼ねない存在です。
 そして、10年20年と時がたてば、今の時代転職をして、卒業当時想像もしなかった業種に身を置いている人もいます。
 同じ事を学んできた人から聞く、他業種の話はとても理解しやすく勉強になる事ばかりです。
 会ったら話せる相手を作るだけでも、十分なのではないでしょうか?

 そして、老若男女問わず、以下の祝辞を読んでみて欲しい。
 物凄く頭もよくて、私には異世界の住人ではあるけど、学びになる話です。夢を、仲間を作っていきたいと思える話です。



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