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凡人の僕は生涯現役を今後の方針にしていますという話

ゲームチェンジとは?

とある架空の未来の話

とある若者はどんなに働いても、貧富の差が大きくなる社会に不満を持っていました。
そこで、ブロックチェーン技術を活用し使用期限のあるお金(FreeMoney)を開発しました。
今までの貨幣の代わりにFreeMoneyが通貨として利用されると、資産家の通貨での資産の価値がゼロになります。また、メタバースが広がることで物理的な資産の価値も急激に減少し、資産家の持つ資産の力は大きく減少します。資産家に不満を持つ人々は、喜んでFreeMoney経済圏に参入していきました。
FreeMoneyには使用期限があるので、社会に価値を提供してFreeMoneyを得ないといけません。過去の蓄えで老後を迎えられると思っていた人々は絶望します。今からまた働かないといけないのか・・・。

ゲームチェンジはやってくる

FreeMoneyの話は極端な話ですが、実際に自由貨幣という考え自体は存在しますし、現に運用されてもいます。
このように社会のルールを変える発明を「ゲームチェンジ」と呼んでいます。1人でゴールを目指す登山をしていたのに、ある日突然、複数人で誰が1番早く頂上に辿りつけるかというゲームに変わるようなものです。それまでの当たり前が急に大きく変わってしまいます。
これまでは一定年数で定年をして、蓄えで老後を過ごすことを前提に社会が回ってきましたが、この前提が変わることがありうるし、その可能性が高いのではないか?というのが今回の趣旨です。

超高齢化社会という確実に起こる未来

というのも、すでに多くの方が警鐘を鳴らしているように近い将来、必ず超高齢化社会が到来します。現在でも年金支給が遅れているのに、より一層厳しい社会問題が発生することが確実なんです。

労働人口が減少した高齢化社会では、所得税だけで社会保障をまかなえない。高齢者にも負担が必要で、ヨーロッパなどの先進国で所得税から消費税への転換が進んだのもこれが理由。

出口治明、島澤諭『自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議』より抜粋

そうなるとかなり高い確率で高齢者への負担が増加します。
核家族化が進み、地域のつながりも薄くなっている。「個の時代」と呼ばれ、組織や集団への帰属も薄れている現代ではより顕著に影響が出るのではないでしょうか?
「高齢者だからって、働かない理由って何?」という世論が広がるのは容易に想像できます。

医療技術の進化も後押しに

僕は200年生きると決めた。
極論だが、平均寿命が延びて「人生100年時代」と言われる今。
あと20年もすれば技術的には120歳まで生きるなんて楽勝な世界になっているかもしればい。

堀江貴文『健康の結論』より抜粋

2050年に人類の平均寿命は100歳を超える。
おそらく今後の高齢者はものすごく元気で、身体面ではずっと若々しさを保ち続ける人が増えるだろう。

高城剛『2035年の世界』より抜粋

医療技術の進歩も高齢者の労働を後押しするはずです。
どんなに社会的圧力があっても物理的に労働が困難な場合はさすがに高齢者の労働は困難です。
しかし寿命が延びて、かつ健康な期間が長くなれば話は別です。

生涯現役が一番確実なリスクヘッジ

ここまで書いたように、「社会的な理由で高齢になっても労働をしなければならなくなる可能性が高くなるよ」というのが僕が生涯現役を人生方針にしようと思った理由の1つです。それ以外に生涯現役を目指す理由があります。

労働で受け取る代価はその時代の最新の基準である

凡人の自分では揺るぎない資産を形成することは想像できません。そうなると経済の影響を大きく受けてしまいます。
例えばインフレが起きて貯蓄してあった2000万円が1000万円分の買い物しかできない1000万円になることもあり得るのです。
分散投資でもできていれば別ですが、分散投資をするほどの資産を築けるイメージはわきません。
そうなると労働の対価としてその時代の価値を受け取るのが一番のリスクヘッジとなります。
これが生涯現役を人生設計にする2番めの理由です。

どうせなら新しい技術を楽しみながら人生を過ごしたい

というのが、一番の理由です。
メタバースが機能し始めたら体験したいですし、宇宙旅行ができるようになったら行ってみたい。
なんなら最前線で技術の発展に寄与したいというのが僕の希望です。
そのためには常に現役の意識を持って、最新の情報にアンテナをはっておくことが必要だと考えています。
もっと言えばそれを仕事にして、自分のやりたいことと仕事を繋げられば何よりです。
という訳で、今回は生涯現役を考えている理由をまとめました。
今後は生涯現役を実現するために勉強した内容をまとめていきたいと思います。

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