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失敗、挫折、チャレンジをポジティブに変える方法

誰にでも失敗、挫折、チャレンジがあります。しかし自分が直面するチャレンジが1番キツイと思っている人がほとんどだと思います。

私もカナダに来て理学療法士の資格を取るため、まずはパーソナルトレーナーの資格を取り、トレーナーとして働きながら、理学療法士のプログラムに必要な必須科目の勉強をしていました。その過程で様々な挫折、失敗、チャレンジを経験しました。

• トレーナーの試験に1回不合格
• トレーナーの仕事の最終面接で落ちてしまったこと
• 理学療法士プログラムからワーキングホリデービザでは申請書を受け入れることが難しいと言われ、永住権を取得するまで2年間かかったこと
• トレーナーの給料が歩合制で月2〜3万の給料でスタート。結果、経済的にかなり苦しくなったこと
• 子供が生まれ、時間的にも経済的にも制限されるようになり、思うようにフィジオセラピーの大学院に入るための勉強が進められなかったこと
• 突然白血病と診断され、このまま夢を追っていて良いのかと疑問を持つようになり精神的に不安定だったこと

このような時に考え方、チャレンジの見方を変えるだけで、そのチャレンジが成功へ導くきっかけとなることが多くあります。

カナダ、アメリカでは結構マインドセットについてのコーチングを行なって有名になった人たちがいます。

その人たちの話を聞いていると、今から話す2つのことが失敗、挫折、チャレンジに直面した時に必要となります。

1つ目は、『自分でコントロール出来るもの』と『自分ではコントロールできないもの』を見分け、自分がコントロール出来ることに集中する。

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これを簡単に例えると、野菜、果物を育てることを例としてあげられます。

野菜、果物を育てるには、タネを植えないといけませんが、そのタネが成長するためには気候、栄養などが必要になってきます。

ただそこで自分がコントロール出来ることは何でしょうか?

タネを植えること、水・栄養をあげること、動物から守ることなどがあります。

自分がコントロールできないことは、気候、災害、タネ自体が良くなかったり、動物に食べられてしまったりすることは、なかなかコントロールをしようを思ってもコントロールをすることが難しいです。

多くの場合、気候や災害を責めて、『何でこんなことが俺に起きるんだ』『俺一生懸命やっているのに不公平だろ』みたいな考えが頭の中に浮かんできます。

ただここで見方を変えてみて下さい。ここで自分が出来ることが何か?

タネを植える量を増やす。野菜・果物の収穫に成功している人たちからアドバイスを得る。なぜ思っているような結果が得られなかったのかを考え、それを防ぐ対策をする。

これで次の時期の野菜の収穫に成功した場合は、その行なった対策を野菜・果物の収穫に困っている人たちに教えることができます。自分が失敗を経験したということは、他にも同じような失敗を経験している人たちがいるはずです。その人たちにアドバイスを提供することで、それが大きくなっていけばビジネスとして成り立つこと繋がります。

もし最初の失敗がなければ、このようなビジネスを立ち上げることができません。このように自分がコントロール出来ない事に集中するのではなく、どん底でも今自分が出来ることは何かを考え行動して行くことが成功する鍵へと繋がっていきます。

実際の話で仕事が暇で、その暇な時間をつぶすために始めた副業が徐々に大きくなり、それが夢の生活を実現することに繋がったという方もいらっしゃいます。暇だからといって、お客さんが来ない事を恨むのでは無く、今自分が出来ることは何かを考えて、それに集中して100%の力を注いで行くことが重要だと思います。

2つ目は、「必ず自分は成功する」、「この失敗は必ず成功に繋がるカギになるんだ」と自分を信じ続けることが大切です。

アップル社の創立者スティーブ・ジョブズが伝えた言葉に次のようなものがあります。

全ての経験は点として考えられ、その点が多くあると、振り返った時に点と点が繋がるケースがあるが、未来を見ては、その点と点は繋がらない。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。

僕の実際の経験でも今考えてみると逆に良かったことがあります。

それは理学療法士になるための大学院入学試験に2回不合格になったことです。

合格するまでの3年間は「ここまで頑張っているのに何で結果が出ないのか。」と思いイライラしたり、不公平だろと思って愚痴ったりすることも幾度もありました。ただ3年目に願書を申請するときに、他の州にある大学院にも願書を送り、その他の州にある1校から合格通知をもらいました。

他の州に行ったおかげで、今現在働いているランニングクリニックの創立者とも会うことが出来ましたし、何よりも引っ越しする前には私の白血病の薬がなかなか合わず、骨髄移植をしないといけない可能性も出てきました。しかし引っ越した先の州のお医者さんが新しい薬を処方してくれて、その薬が凄く効きガンのもとのなるフィラデルフィア染色体の数値を減らすことに成功したのです。

今思えばその耐えた3年間があったからこそ、自分の夢をサポートしてくれる仕事も見つけることが出来たし、何より新しい州に引っ越したことで骨髄移植をまぬがれ、薬で安全値まで下げることが出来たのです。

このように、後になってみれば逆に良かったと思うことが皆さんもあると思います。なかなか直ぐにこの2つを実践することは難しいことですが、(私も完璧ではありません。常に自分に言い聞かせるようにしています。)少しずつ前向きに変わっていけるようにマインドセットをトレーニングしてくことが大切です。

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一人ではなかなか難しいので、ポジティブな人たちとより多くの時間を費やすようにすると、徐々に同じような考えができるようになってきます。ことわざでもありますが、「類は類を呼ぶ」です。その自分の目指す類に入っちゃえばいいです!それが新しい自分を見つける第1歩になるかもしれません。

もしポジティブなグループに興味のある方、自分に正直にやりたいことを見つけて、それを仕事とする生活を実現したい方、このままの人生で終わらせたくないと思っている方、そのような方のためにFacebookページを作りましたので、是非ご加入下さい。グループ名『ウイニング・マインドセット

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ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。

もし他にも何か悩み、意見がございましたら、是非コメント、メッセージでも構いませんのでお聞かせ下さい!

Kaz



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