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ノッティングヒルカーニバル

イギリスは毎年8月の最終週の月曜日が祝日になる。この3連休に毎年恒例イベントとしてあるのがノッティングヒルのカーニバルだ。

このカーニバルは実に50年以上の歴史を持つカーニバルで、実はカリブ系のイベント。ノッティングヒルは1950年代にカリブ諸島から連れて来られた低所得労働者がもともと住んでいたらしく、そこであった人種差別の問題を解決するために始まったのがこのフェスティバルとのこと。確かに参加してる人もラテン系の人や黒人さんが多かった。

生憎今年は天気に恵まれず雨が降ってたけど、とてと大勢の人が参加していたようで、ガンガンと大音量で流れるレゲエに合わせて踊りながら沢山の人がパレードに参加していた。天気が良かったら見に行きたかったけど、雨が嫌なので部屋から見学。パレードは家のほぼ目の前でやっているので遠巻きに見ることができた。そして買い物に外に出たついでにちょっとだけ様子を撮ってみた。

しかしこのお祭り、家の至近距離過ぎて爆音が家の中まで響いてくるので静かに過ごしたい住人にとってはかなりやかましくもある。普段は閑散としているエリアだけれど、人の行き来も多いので普段カーテン開けっ放しの家もみんなシャッターを閉じていた。ポイ捨てのゴミも多いし、仮設トイレは臭いし、爆音で部屋も心なしか揺れてる気がするし、夜中まで外はうるさいし、立ちションする輩はいるし、あまり近所でやってもらって嬉しいイベントではなかった。音は仕方ないとして、これから続けていく上で参加者の最低限のマナーが守られるといいのだけれど。

#ヨーロッパ #イギリス #ロンドン #ノッティングヒル #海外生活 #駐在

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