復職できるか不安な人へ|適応障害を経験した私が、2ヶ月の休職から復職できたワケ
こんにちは、果実酒です。
私は少し前に、約2ヶ月の休職から無事に復職をすることができました。
復職したことをSNSで報告すると、「復職する際に不安はなかったんですか?」といくつかコメントをいただきました。
私も同様、休職を経験した人のほとんどは復職に不安を抱えていたと思います。
同じような状況の人のために、復職への不安をできるだけ和らげるための方法を私なりにお話ししていきます。
無理に考えようとしないのは逆効果
仕事や復職後のことについて、無理に考えないようにしようとすれば、逆に不安が大きくなってしまいます。
復職の日に近づくにつれて、どうしても仕事のことを考えてしまうのはしょうがないです。
復職だけではなく、環境の変化がある時は誰しも不安に思うでしょう。
なので、まずは不安に思うことは生理現象だからしょうがないこと!と割り切りましょう。
復職後でも休みはある!と思う
復職後してからもお休みはあると考えると、少しは気が楽になります。
数ヶ月間ずっと仕事をしていない状態から復職をすると、「ここからしばらくは休めないのか‥‥」と考えてしまいます。
ただ復職してからもお休みはありますし、有給休暇だって取れます。
仕事復帰する=ずっと仕事をしなくてはいけない というわけではありません。
休職中は無理に予定を詰め込まない
休職中だからといって、無理に何かをしようとしないことです。
私の場合、「せっかくの長いお休みだから、今しかできないことをしよう!」と思い、友達とのご飯や書類手続きなど、色々な予定を詰め込みました。
休職中は心も体も休める期間なのに、いつの間にか「何かをしていないともったいない」と焦るようになってしまいました。
結局その予定を消化するので気持ちがいっぱいになってしまい、ストレスも溜まってしまいました。
長い休みを取る機会は中々ないので、何かしないともったいないという気持ちになりがちです。
ただ、さっきも言ったように、休職中は心も体も休める期間です。
休まり切らずに復職を迎えてしまったら、あまり回復できていない状態で仕事をすることになります。
ストレスを感じてしまうほど予定は詰め込まず、自分のしたいがままに優雅にお休みすることを意識しましょう。
仕事場に近い状態で過ごしてみる
復職直前は仕事をする環境と近い状態で過ごしてみると、復職後の負荷は緩和されやすいです。
休職中だからと言って「休む」ことを徹底しても、復職後の環境の変化で体の負担が大きくなってしまいます。
また、休むことだけしていても、どうしても罪悪感が残り、気持ちよく休み
にくいです。
休職したての頃は休むだけで問題ありませんが、後半にかけて徐々に活動量を増やした方がいいです。
私の復職前の場合、仕事はせずともPCをいじる時間を増やしていました。
また、本を読んで情報をインプットしたり、外にでて散歩もするようにしました。
少しでもアクティブになれると「今日はこれができた!」と自己肯定感がアップするので、復職前はできる範囲で行動してみましょう。
補足:復職直後は残業なしや早上がりなど、労働時間の調整が必要
復職後は短期間勤務や残業無しなど、負担が軽い状態からのスタートが一般的です。
産業医や担当医と相談しながら、徐々に従来の働き方に戻る動き方になるでしょう。
私の復職後ですが、毎日定時で上がれるように、時間があまりかからない業務を中心に担当していました。約2ヶ月間は残業をほぼせずに稼働し、産業医と相談して、そこから徐々に残業の制限をなくす働き方に変えていきました。
大抵の企業は、このように再休職をしないように配慮した対応をしてくれるでしょう(もしされない場合は、企業として問題がある可能性が高いです‥‥)
まとめ
今回は、適応障害で2ヶ月休職した私が、無事に復職できた方法について紹介しました。
一度長期で休んでしまえば、その後復帰できるか不安が大きくなることは当然のこと。
ただその不安に押しつぶされて、体のコンディションが悪くなってしまうのは避けたいです。
できるだけ落ち着いた状態で復職するためには、休職中(特に復職直前)の過ごし方や気の持ちようが大事です。
今回私が話したことを参考にして、元気に復職できるようにしましょう!
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