かじーと

幼少期から大学まで真剣に野球を続けてきたが、夢であったプロ野球選手にはなれなかった。 …

かじーと

幼少期から大学まで真剣に野球を続けてきたが、夢であったプロ野球選手にはなれなかった。 時は下り、自分にも家族ができて、自分と正反対の性格である息子が、ひょんなきっかけで絶対にやらないと思っていた野球を始めること。突然訪れた試行錯誤のよる私の野球指導が始まった。

マガジン

  • 野球のスキル ー走塁編ー

    初心者でもできる少年野球指導の走塁編です。 野球をやったことがないお父さん・お母さんでも分かりやすいように解説していきます。

  • マインド

    野球に大切な3要素のうちの、「マインド」について書いた記事になります。

  • 近況日記

    何気ない日常やターニングポイントなどを綴っていければと思います

  • 目標設定・戦略

    野球に大切な3要素のうちの、「目標設定・戦略」について書かれた記事です

  • 野球のスキル -打撃編ー

    初心者でもできる少年野球指導の打撃編です。 野球をやったことがないお父さん・お母さんでも分かりやすいように解説していきます。

最近の記事

ほぼ確実に盗塁が成功する方法

チーム力を上げるために、走塁というのは非常に肝になる。特に私の子どもが属しているチームは、同じ小学校の仲間たちが集まってできているチームなので、残念ながら正直すごい選手がいるわけではない。 一方、他のチームはバッテリーを中心とした、いわゆるセンターラインとファーストの守備が素晴らしく、なかなかその牙城を崩すことができないでいる。 そこで、なんとか勝機を見出したいと考えた時に、いの一番で頭に浮かび、取り組むべきだと思ったのが、「走塁」だ。走塁はバッティングと違って調子に左右さ

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    • 試練は年齢とともに高まる

      これはゲーテの言葉であるが、ある成功者が、「どのレベルの人にも悩みはあり、問題が消えることはない」と言っていたことを思い出す。たとえば、今よりも野球がうまくなったとしても、今度はそのレベルに行った人にしかわからないまた違う問題が私たちに降りかかる。つまり、どんな人間になっても問題が尽きることはない。 お金持ちにはお金持ちの問題があり、大統領には大統領の問題があり、私には私の問題があり、あなたにはあなたの問題がある。 そこから逃げていては成長はないし、クリアしない限りは同じ問

      • 野球をしているお子さまを持つ親御さんが知るべきプロ野球選手が子どもの時に実践していた超強力!一流のトレーニングと超効率的な食事の教科書~自宅から始める甲子園・プロ野球選手への道~

        目次 はじめに 序章 第一章 運動 1. 柔軟運動 2. 筋トレ 3. 技術 第二章 栄養 たんぱく質 脂質 炭水化物 ビタミン ミネラル 食物繊維 水分補給について 呼吸について 第三章 休養 最後に 参考文献 はじめに みなさんは自分のお子さんに対してのこんな悩みはないでしょうか? ・自分が野球経験者でないため、自信をもって指導できない ・チームの指導方針に任せきりだが、そもそもうちの子どもに合っていないように思える ・子どもからの相談を受ける

        ¥1,600
        • 努力は報われる?

          野球に限らず、社会に出てからも、努力がそのまま結果につながらないということがままある。むしろその方が多いのかもしれない。それに理不尽を感じ、「頑張っても認められない」「評価が正当ではない」と臆病になり、前に進む気力が削がれてしまうと、やがて自己肯定感が低くなっていくことにもつながりかねない。 そんな時に立ち向かえるのは、一度たりともそんな経験をした人である。野球には(他のスポーツでもそうだと思うが)、目標を立て、それに向かって必死に努力したけれど、自分でコントロールできない

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        • 試練は年齢とともに高まる

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          8本
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          56本
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          71本
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          14本
        • 柔軟性
          11本

        記事

          新入選手入団

          このところ新しい選手が入団してきた。息子の同級生だけで3人。一つ下の2年生に関しては、それ以上だ。これで、今の3年生以下だけで24人の選手になるので、2つのチームができるほどである。 息子は最初は本当に下手でどうしようもなかったが、少しずつ、本当に少しずつ成長して、調子がいいとショートからノーバウンド、普通は中途半端なバウンドで送球ができるようになった。といっても、ふわーっとした山なりのボールだ。速い叩きつけるようなワンバウンドで投げるように言っても、息子にもプライドがある

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          勝ちは目的にすべきか

          公式戦も終わり、試合という意味では一段落を迎えた。そんな中、「体験練習」に来る低学年の生徒が増えてきた。初めてのことなので、もちろん親御さんも一緒だ。一通り練習が終わった後に、監督が親御さんに説明していた。たまたま通りかかった私の耳にふと入った言葉が気になった。それは、 「うちは強いチームを目指していません」 という言葉だった。非常に違和感を本能的に覚えた。 「えっ、じゃ何目指しているの?」というのが、私が反射的に思った素直な気持ちだった。これは、発展すると宗教的な問題と

          勝ちは目的にすべきか

          チーム力を上げるために

          先日、雨が降りグランドでの練習が中止となった。その代わり、地域の自治会館のようなところで「座学」が行われた。私はこのチームのコーチになってはじめて座学に参加したが、それこそコロナ前はしばしば行われていたようだ。 監督は普段から「子どもたちに考えさせる野球」を目指していると言っている。このミーティングでは、それが発揮できるチャンスだと思い、私も楽しみにしていた。ところが、皮肉なことに、このミーティングによって、選手たちがいかに考えてプレーしていないということが浮き彫りになって

          チーム力を上げるために

          意気込み

          自分の強みにフォーカスしてそこを伸ばすか、 自分の弱みを克服するのか、 これは、野球に限らず仕事の場でもよく行われる議論である。 どちらが正解というわけではない。 一般的には、自分の強みにフォーカスして、そこを伸ばすことで、自分の最大の武器になるということが言われている。 そのうえで、例えばサッカーの岡崎慎二選手は、「他の選手が自分の強みを磨いている傍ら、自分(岡崎選手)は徹底的に自分の弱みと向き合い、それを克服することに注力してきた」と代表に選ばれたときのインタビューで

          水曜日の練習のススメ

          野球が大好きで大好きでほっといても勝手に練習をする子どもならいいが、私の息子は、野球が好きだと言いつつも、平日はゲームばかりやっている。 練習を促しても、気のない返事ばかりで、機嫌がいいのか、やる気が出た時なのか、結局は仕組化されていないので、「気分」で練習をしたりしなかったりが繰り返される。 これだと、せっかく週末に掴みかけたコツなども、次の週末には忘れてしまってまた1からのやり直しなんてことがよくある。それもそのはずで、人間は一週間運動を空けてしまうと、神経系が衰え始め

          水曜日の練習のススメ

          目標を達成するための簡単な方法

          目標を「紙」に書いて、朝と夜、毎日眺めるだけでその目標が叶う。 この話は、もしかしたらあなたも聞いたことがあるかもしれない。 ただしそれを、 「紙に書いただけで願いが叶うなら苦労しないよ」 と、実践しない人が多いことを私は知っている。 なぜなら、私自身そうだったからである。 でも、実はそのことをちょっとだけ信じてみようと、誰にも言わずに昔、理想の目標や願望を紙に書いたことが私自身ある。 今日たまたま休みで、部屋を整理していたら、その紙が見つかり、見返してみた。すると、本当

          目標を達成するための簡単な方法

          真剣に取り組む姿が人を動かす

          先日、イチロー選手が女子高生と試合を行ったことがニュースで取り上げられていた。試合に臨む姿勢、バッターボックスでのいで立ち、そしてマウンドでの立ち振る舞い、そのどれをとっても、とても「草野球」という言葉では失礼過ぎて口には到底することができないそんな雰囲気がテレビの画面越しからでも感じ取れた。 それは、イチロー選手をはじめ、選手のみなさんが「真剣」そのものだったからに他ならない。 それを証拠に、試合の中で、イチロー選手に笑顔はなかったように思える。打席では、残念ながらイチロ

          真剣に取り組む姿が人を動かす

          失敗はない

          「経験は、望んでいたものが手に入らなかったときに得られる」 「失敗はない。それはただの経験である」 「間違えはしてもいい。そこから学べることができるなら」 間違いや失敗に関して、上記のような教訓や言葉が言われているのは、ただ単に慰めではなく、研究結果として、証明されているようだ。 学習や教育によって、私たちは人間性そのものを変えることができる。 にもかかわらず、私たちの多くは失敗やミスをしてしまうと、そこで思考が停止して、その失敗やミスのことで頭の中が支配されてしまう。

          失敗はない

          習慣化するために

          「人間は習慣の生き物である」 これは、私の師匠が口にしていた言葉だ。人は忘れやすいかわりに、神様は人間に「習慣」をプレゼントしてくれたんだ、と教えてくれた。 一旦習慣化すれば、それは良い悪いに関わらず、変えにくくなる。前にもお伝えしたが、私の知人は、医者から命の忠告を受けたにも関わらず、その習慣を変えることができない。つまり、習慣とはある意味、命よりも動機付けが強いと言えるかもしれない。 それほど、強いパワーを持つ習慣だからこそ、どうせなら自分の目標や夢につながっている習

          習慣化するために

          バントの基本②

          今回は前回の続きで、バントの基本についてお話ししていく。 前回の記事はこちら↓ ・バッターボックスの一番前で構える これはボールを転がした時に、バッターボックスの前だとフェアゾーンにボールが行く確率が上がるからである。バントの場合は、バッターボックスの一番前で構えるようにしよう。 ・ランナー一塁の時はファースト側へ ランナーが一塁の時は、ファーストが一塁の牽制のためファーストベースについている。逆にサードは、バントを警戒して前にシフトすることもできる。なので、攻撃側からす

          バントの基本②

          バントの基本①

          先日の練習でバントの練習があった。普段からトスバッティングなどの最後にやったり、フリーバッティングの時にバントの練習はしておくのがいいが、このチームではその習慣がない。そこで、いきなりバントと言われても難しいと思うので、せめて基本的な考え方を知ったうえで、実践をしてほしい、という意味を込めて、今回はバントの基本を紹介したいと思う。 ・ストライクゾーンの一番上で構える バントの構えは、ストライクゾーンの一番上で構える。こうすることによって、投球がそれより上にきたら、必然的にス

          バントの基本①

          息子の涙

          今日は、子どもの大運動会のようなものが企画され、地域のいくつかの団体が競い合った。人数がかなり多いので、7時間もトータルでかかった1日がかりの大イベントであったが、各々が出た種目は、せいぜい2,3種目にとどまった。 息子は、リレーと小さい三輪車のようなものをこぐレースに参加した。 最初のリレーでは、3位以内に入れば次の準決勝にコマを進めることができるのだが、第一コースの選手が大フライングをしてスタートし、レースがそのまま続いたので、結局その選手が1位で、息子は4位だった。予