風の種

ある日空から落ちてきた風の種。それは世界をしあわせにする魔法の種でした。🌱✨

風の種

ある日空から落ちてきた風の種。それは世界をしあわせにする魔法の種でした。🌱✨

マガジン

  • しあわせの竪琴

    心に響く音楽や映画を織り込んだエッセイ。どんな作品に出会えるかは読んでみてのお楽しみ💕お時間のある時お手にとってみてくださいね。

  • にじみ絵日記

    にじみ絵で色遊びをしています。

最近の記事

まだ早い

まだ早い 思いがけない さようなら 良いことばかりが 想い出されて   だれも行く道。 ほんの少し、早いか、遅いか。 それだけのことなのに。 死を意識した時、こんなにも変わる。 あなたとわたしの想い出。      

    • 心惹かれるもの

      こんなにも 美しいもの 面白いもの 生み出す 人の魅力 知っても知っても 尽きないなぁ 人の数だけある 可能性   出会い 響きあい 満ちていく 心 溶けていく 境界線   心惹かれるものに 出会うたび 嬉しくなって 人が 好きになる   

      • 今やっと微笑みとともに

        全部を受け入れる必要なんて なかったの ふるるっと 響き合うところだけ 摘み取って 笑っていればよかったのに 全部を理解しようとして できなくて 悲しくて あなたを遠ざけた   今ならわかる あの苦しみとこころの翳り わたしもまた同じだったから 見過ごすことが出来なかった あれから時が経ち 全てがここにあると知った今 やっと 微笑みとともに あなたのことを想う        

        • ただのどんぐりになったよ

          虚空へと 剥がれ落ちていく 傲慢という 部屋の壁紙    謙虚であるという 尊さが いつしか そうあるべきだと 矢印が強まって こっちもあるよ   反対側の傲慢が いたずら顔で現れた やられたな! と笑ったら ただの どんぐりになったよ   

        まだ早い

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        • しあわせの竪琴
          51本
        • にじみ絵日記
          11本

        記事

          それぞれの物語

          隣り合う 人と人 肌で知る それぞれの 物語   それは 日常であり 今   * スープストック東京のカウンターで、イチヂクのチャツネカレーをご飯大盛りで。 隣りには、妊婦のお嬢さんと母親が。 向かいには、小さな子供連れのご家族。 聞くともなくこちらに流れ着く、それぞれの会話の断片。   わたしはと言えば。 物語の余白に腰をかけ、お目当てのカレーを頬張りながら、お米のひと粒ひと粒にやどる水の力に目を見張るのでした、笑。 *           

          それぞれの物語

          過渡期

          そうだと思っていたものが 溶けて行く それは 囚われでもあったと知る   意図は糸 取り除かれた糸が 行き場を失い 風になびく 縛られていた 不思議      *   新たな空間の広がりと、静けさの深まりを感じている。 まだ、慣れなくて、少しぼんやりしてしまうけれど。        

          自然体

          型にはめるのではなく 自然な成り行きとして そうなることだよ   「そう」であることを良しとしがちな人の性。 何をしたから良い、何をしていれば安心、というのではないんだよ。 結果、そうなるという「自然」に氣づくことだ。 自分という点が、何を感じ、何をしたのか。 その体験の重なりが学びとなり、真の在りように目覚めて行く。        

          水面に映る静寂

          まだ暗い朝 窓をあければ 秋色の風と 鈴虫の声 こころは スンと落ちついて 水面に映る静寂を 眺めているようだ   このところの雨を経過したせいか。 今朝の風は一段と秋。 窓を開け、なみなみと渡る風を通しています。 酷暑の夏には叶わなかった時のたのしみ。 そうしてみると、心身の巡りも、苛烈な夏の勢いに押され氣味だったのかな。 元氣ではあるつもりだったけど。   写真は、この夏の帰省で出会った道端の朝顔。静寂といえばやっぱりブルー。      

          水面に映る静寂

          無限の螺旋

          一周回って ぜ〜んぶOK 繰り返す 無限の螺旋   何度死んでも 何度生きても 終わりのない旅だから ときどきは 踊り場でゆったりと 越し方を眺め 行先に想いを馳せる どうなるのかな どうするのかな   今はまだ どんなわたしが生まれるのか わからない   * そんな今、初期のフジファブリックの音楽がいいね! 青春の憂鬱も、ときめきも、爆発も。全部混ざって心地いい。 ノスタルジックで温かい、生み出される音の空氣感にぐっと引き込まれる。 今は亡き初代ヴォー

          無限の螺旋

          シーソー

          生きていると どちらかが極まって 知らぬ間に あちらとこちらの シーソー   ぼんやりしていると ふいに 反対側が映るから 目が覚める 現実という鏡          

          シーソー

          宇宙は笑う

          いろんな氣持ち 抱いたまま 宇宙は笑う 両手の中に すべてがあるよ   夏の終わり。 電話越しにその声を聞く。 語る言葉から、その人の生きる世界を見る。 言えない本音が言えるようになったなら、きっと世界は明るくなる。 でも、言えないその氣持ちも大事だね。 あなたの生きてきた歴史と今が、ここにある。     

          宇宙は笑う

          全方向への祈り

          わたしという ひとつの点から 無限のあなたへと 光は 全方向への祈り   だから、丸や球体に惹かれるのかな。 * ここ1、2年のことだろうか。 Twitter(今はX、笑!)のタイムラインに、「対象のない祈り」という言葉が流れてきた時。 なるほどな。 いい表現だと思った。 以来、時々、この言葉がわたしの中に顔を出す。 そして、数日前。ふいに閃いた。 それは「全方向への祈り」と同義ではないだろうか、と。 * 始まりの点であり 光であり 祈りであり 叡智で

          全方向への祈り

          そのままに

          ああ、そうなんだね。 くっきりと 落ちて広がる 波紋 きみの その氣持ちの ひとしずく そのままに 心の水面   意外性と 少しの驚きを含みつつも 素直な共感とともに 広がる波紋 嬉しかった 期待通りではなくとも あなたをそのままに 感じられたことが    

          そのままに

          感動という愛の実感

          にじみ出る 震える音の粒 感謝は愛 よく観察してみると 泣く時の体感と とてもよく似ている 泣くことも感謝も 人にとって もっともわかりやすい 感動という 愛の実感   最寄り駅近くに最近できた新しいカフェに。 居心地の良さを大切にしている空間だと思いました。 おしぼりに記された手書きのメッセージも嬉しい。 ありがとう。 わたしの「大切」に触れる、小さな喜びの重なりが、生きる力となる。 結局、響きあっていけるのは、「大切」が似たもの同士なんだろうね。   

          感動という愛の実感

          愛を知ること

          このひとつに 触れることは 全てに 触れること このひとつに 微笑むことは 全てに 微笑むこと   目の前のひとつに 心を開き 丁寧に 感じ観る時 この ひとつの中に すべてがあるとわかる この ひとつの向こうに広がる 全ての存在への繋がりを知る   目の前のひとりは すべてのあなた 目の前のひとりは すべてのわたし   今ここに捧げる花は 全ての存在への 祈りとなる          

          愛を知ること

          わたしという場

          空であり 無であり 愛である わたしという場 そこから 生まれていくものを 見ているわたし 体験するわたし   感覚が混線する朝 耳を澄ませると 恐れが思考となり 感覚を縛っている そうか 恐れを手放すと 心地の良い空が広がり なんにもなくなった      * 何を大切と思うかで。 見るもの、越えていくものが、変わってくるね。  

          わたしという場