風の世界の童話|いつだって、輝いて【連作短編】
ざばーん!!!大きな音を立てて、カイリューさんがやってきました。
カイリューさんは、それぞれに得意を持っています。
「私はね、先見の明があるのよ!!!ほんとね、もう無一文からビジネスを作ってこんなにできるようになったのよ。あ~昔?昔はね、全然違う仕事してたの」
「私はね、、ここだけの話、目に見えないものが見えるのよ。しかもね、生まれつきではないの」
皆がカイリューさんにあこがれの目を向けています。
「え?今日の会議の会議室が取れてないって‥!?」
大きな声でカイリューさ