見出し画像

解離ーずっと辛かったんだ。ー

皆様、こんにちは!
ちょびっとご無沙汰でしたね。
今日のみはる地方は、梅雨の晴れ間。
青空です。暑いなー。

昨夜は山形や新潟で大きな地震。
何卒、大きな人的被害に繋がりません様にと、祈る様な思いでNEWSの画面を睨み付けていました。
夜の揺れということで、避難をする際にも、ご不安な想いをされた方も多いことでしょう。
1日は瞬く間に経ち、今日も夕暮れ時です。
被災された皆様にお見舞いを申し上げると共に、少しでも早く、いつもの日常が戻って来ます様にとお祈り致します。

では今日のお話です。

今日のネタも、みはる的には(それなりの)覚悟を持って認めるモノです。

以前、みはるが"急性解離"を患ったことはお話しました。

けれど、みはるの"解離"は日常でも普通に起こっていました。

数ヶ月前、かなり長い間親交の有った知人と、些細なことで行き違いが起きました。

正直、何故行き違いが生じたのか?
実は今以ってみはるには解らないのです。

でも、知人の中で何か腑に落ちない想いが生まれたのでしょう。
誰も"ひとのこころ"は読めないので、みはるもただ混乱の中に身を沈めるしか有りませんでした。

「どうしてなの?」
「何が気に喰わないの?」
「みはる、何かマズイことしたかな?」

胸の奥で、幾つもの言葉が生まれては消えて行きました。

そのひとを追い詰めることになりはしないか?
そのひとを更に悲しませることになりはしないか?
そのひとがみはるとの仲を諦めてしまわないか?

だから、何も言えなかった。

時間を追う毎に、不安と恐怖に晒されていくみはるの心。

誰にも打ち明けられず、暫くの間、重たい鉛を背負いこんでいました。

相手を責めることは簡単なんです。

"みはるは悪くない!!"

そんな風に自分を庇うことは容易いことなんです。

でも、みはるはソレをしたくなかった。

何が起きて。 
どこで行き違ったのか。

ひたすらにひたすらに考え続けました。

しんどかったです。泣きたかったです。

そうして、ホントの所は

「なんで機嫌を損ねたのか言ってよ!!」

そんな気持ちも有りました。
っていうか、そういう気持ちになっているみはるをみはるが認めました。

この間、身体は悲鳴を挙げ続けました。

動悸·不眠·節々の痛み·脂汗·胸苦しさ…。

不快なこと、この上ない。

でも、そこでひとつ“ハタ”と気付いたのです。

今、みはるは"辛い"を心と身体の両方で感じ取っている。

心と身体が一緒になっている

それは大きな衝撃でした。

みはるは…
みはるは…

こんな当たり前のことが出来ていなかったんだ。

幼い頃から、厳しい環境に身を置いて来ました。

知らぬ間に。
ホントに知らぬ間に。

みはるは"心"と"身体"を切り離す術を無意識で選び取り、今日まで生きてきたんだ。

目の前で何が起ころうと、心が揺れない様に、泣かない様に。

そうやって、生きて来た。

或いは、心が何かを感じても、身体には響かせない。
不調なんて起こさせない。

そうでもしないと。
だって、そうでもしないと、イキラレナカッタ…。

所が、今はどうだ。

ほんの些細な行き違いにさえ、この"心"と"身体"は力一杯、反応している。

【辛いんだ】と。
【悲しいんだ】と。

ほんの数日ですが、クタクタになりました。

でも、心と身体が漸く一緒になったみはるは、もう幼い頃の様に怯えて生きて行かなくても良いのだと、みはるの総てで理解出来ました。

"なぜ、心の底から、やったぁ!!"という達成感が得られないのか?
 
長年、みはるは疑問でした。

みんなが喜んでいる姿が、1枚壁を隔てた向こうの出来事に感じられる。

自分のことなのに、自分のこととして感じられない。

これは正しく"解離"と呼べる現象で、そうすることで、みはるはみはるを守って来たんです。

でも、恐らく、もう大丈夫なんだ。

心が悲しかったら、身体も反応していいんだ。

そうなったって、何も危険なことはないんだ。

知人と行き違ったお陰で、みはるはみはるの中の"心"と"身体"が正しくひとつになった体験をしました。

これはこれで、辛い。

でも、生きて行くってそういうことなんだ。

嬉しいことは嬉しい。
悲しいことは悲しい。
悔しいことは悔しい。

みはるは長い間、見えないバリアーでみはるを守り、全部向こう側のことにして来た。

これからは、"現実"を感じて"現実"に喜び苦しむ。

実は、"解離"は他人事だと思っていました。

みはるはそんな症状なんか持っていない!!
って、信じ切っていました。

でも、それは常にみはるの中で起こっていました。

「もう、大丈夫なんだよ。」

そっと声を掛けてあげました。

「ずっと辛かったね。心と身体を切り離して、よく自分を守って来たね。」

なんだか、さめざめと泣けて、みはるは漸くみはるに"辛かったんだね"と言ってあげることが出来ました。

知人とはゆっくりと時間を掛けて、関係を修復しています。

彼女もまた、何か辛いことを抱えているのでしょう。

ひとのこころは読めません。

みはるはみはるの心も読めませんでした。

でも、これからは。

この"心"と"身体"は、みはるの手の中にあります。

大切にしてあげないと、ね。

労ってあげないと、ね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。m(_ _)m

みはる 

※本日の写メ→令和を挟んだ'GWに行きました。割と面白かった。

〜2019'6'19(水)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?