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直感は一瞬!未来の自分からのメッセージ|信じてはいけない直感もある!


1.はじめに


何となくそう思った。
何となくそう感じた。
このような感覚を直感といいます。

感覚というものを文字や言葉で表現することはとても難しいことです。
なぜならば、人によって感じ方や表現がさまざまですので、これこそが正しい直感であると断言することができないからです。
直感に従って生きると、ものごとは上手く回るとよくいわれています。
頭では理解をしていますが、大半の方は直感に従った生き方ができていないのではないでしょうか。

直感は魂と直結した感覚であり、高い次元からのメッセージでもあります。そのために直感で判断したものは概ね正しい判断であると語られることが多くあります。
ものごとが上手く回ることを知りつつも、なぜ、直感に従うことができないのでしょうか?
また、直感と閃きの違いや、直感力を高める方法とはどのようなものでしょうか?
今回は、魂からのメッセージ、直感力についてご紹介します。

2.直感とは


直感という言葉は日常でもよく使われる言葉ですよね。
直感とは、思考をすることで導き出した答えではなく、何となくといった感覚的なもので説明がつかない曖昧なものです。
「勘」や「第六感」、「当てずっぽう」という言葉で表現され、根拠というものは全くありません。
また、一瞬で感じ取り、わずか3秒後には思考によって打ち消されてしまうことがほとんどです。
そして、さまざまな説はありますが、直感による判断は90%が正しいともいわれており、直感に従った生き方をした方が上手くいくといわれています。どんなに90%の確率で正しい判断であると説明されても、何の根拠もない判断に自信が持てず、思考することによって、その判断は信じることができず消えていってしまうのです。

3.直感と閃きの違い

直感と似たような感覚で、閃きという感覚があります。
閃きは英語でインスピレーション(inspiration)といいます。
直感はインチュイション(intuition)といい、直感とはインスピレーションであると誤解をされている方が多いようですが少し意味が違います

どちらもふと思いついた感覚ではありますが、「直感」はなぜそう感じるのか説明ができないものです。
それに対して「閃き」はふと思いついたものに対して言語化をして説明ができるのです。
音楽や絵画といった芸術に携わる創作活動をされている方は、閃きからくるアイデアを形(作品)にすることがよくあります。

その時の表現として、内側から湧き起こる感覚、天から降りてくる、降ってくる感覚と表現される方もいらっしゃいます。
どちらも感覚的なものであり、じっくりと考えることによって導き出す理論的な答えではありません。

4.直感に従う生き方


さて、先ほども少し触れましたが、直感に従う生き方をすると人生は上手くいくとよくいわれています。
直感は潜在意識からのメッセージであり、魂からのメッセージでもあります。
パーセンテージにはさまざまな説はありますが、高い確率で直感による判断は正しいといわれています。
その正しい判断の邪魔をする存在が思考です。

私たちは人生の中で、学ぶことで知識を得て、行動をすることで体験をします。
知識と経験を基に思考をすることで、未来に対する予測をして良い結果を導き出すこともできます。
思考によって道筋を立て判断し、良い結果にたどり着けたなら、深い納得とこの考えで正しかったという自信に繋がります。
ところが、思考を巡らせ過ぎることによって、チャンスを逃してしまったり、誤った結論にたどり着いてしまうことも多くあります。
何かの選択に迷った時は、思考を止めて直感に頼った方が上手くいくことが多いのです。
直感が正しいといっても、今、受け取った感覚が直感かどうか判断がつかないこともあります。
その判断のポイントとして、その受け取った感覚が一度きりなのか?
ということに注意をしてみてください。

直感というものは、一つのものごとに対して何度も受け取れるものではないということです。
もしも、何となくそう感じた…という感覚が何度も感じるのでしたら、それは、自分自身の感情からくる思いということになります。
感情を絡めた判断は、場合によっては真逆な方向に導かれることがありますので注意が必要です。

5.直感力を高める方法 

  
自らが培った根強い観念がある限り、直感に従う生き方をすることは、簡単なようで難しいことなのかもしれません。
ですが、直感力を高めることで自分の感覚を信じることができるようになります。
直感力を高めるには、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか?
その方法として、2つのポイントをご紹介したいと思います。

①  感性を磨く
感性を磨くには、五感を刺激することが大切です。
忙しい日常の中で心のゆとりを持つ時間をつくり、美しいと感じるものを見る、触れる。美味しいものを食べる。
心が落ち着く音楽を聴くなど、五感で感じていることに意識を向け、思考を休ませてみることをおすすめします。

同じことをしていても、気分によって感じ方も変化します。
その感じ方で自分がどんな状態なのか客観視することも、感覚を養うことに繋がります。
感じている感覚を研ぎ澄ませていくことは、自らの直感を信じる自信にも繋がってくるのです。
②  素直になる
素直さとは純粋さでもあります。歪んだ心がなく、人に逆らわないことも素直さではありますが、ここでいう素直さというのは、感情に対して素直になるということです。
誰もが教育や情報によって、他人に迷惑をかけないためにも、自分を犠牲にしてきたことはたくさんあるのではないでしょうか?
そのために、感情を表に出すことが上手くできなくなってはいないでしょうか?表に出せないだけにとどまらず、こんなことを思ってはいけない、感じてはいけないと、感情に蓋をしてしまっては、感覚というものは感じることができません。

それは自らの感情を認めない、許さないという否定に繋がっているからです。
どのように考えるか、感じるかは、個人の自由なのです。
ですので、感じていることは、どんなに汚い感情でも認めて受け入れてください。
それを認める素直さがあれば、感覚も敏感になってきます。

6.まとめ


いかがでしたか?何となくといった感覚は、とても曖昧なものであり、根拠もなく、なぜそうなのかという説明さえも上手くできないことがほとんどです。
直感による決断は、他人を説得する決め手にはならないかもしれませんが、自分自身の直感だけは信じ抜いてみてはいかがでしょうか?

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