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かぜかおる (KAZE Kaoru)
2020年8月16日 22:28
ハンナ・アレント『カント政治哲学講義録』読書ノートの中編です。批判的思考や公開性、それに不可欠な構想力(イマジネーション)といった概念が徐々に深められつつ、アレント=カントの政治哲学にとって最も重要だと思われる対比、行為者=演者と注視者=観客の対比が明確になり、注視者=観客が政治において果たす役割が展開されていきます。今回は第七講義から第十講義をまとめます。なお、引用は、カント、アレントどちら