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宇宙の一欠片 ONE PIECE

もしかして……
自分の身体そのものを自分自身だと勘違いをしてはいませんか?

私達は地球を卒業する時、この身体を脱いで
元いた場所へ帰って行きます。
空へと帰って行くわけです。
同時に脱いだ身体は地球へ帰っていきます。
小さな小さな素粒子となった身体は海や大地へと還元されるわけです。

身体を脱ぎ空(宇宙)へと帰っていく“ソレ”を私達は『たましい』と呼びます。
ソレは無限の存在です。
生き死にするものではありません。
このことは、多くの方が無意識に理解している事なのではないでしょうか?

身体は、この地球生活をするため『たましい』に与えられた仮の姿であることが分かると思います。
ということは、身体は自分自身ではなく、『たましい』が本来の自分であるということです。

そして面白いことに、身体には思考や感情というものまでオマケでついてきてくれます。
それがあることで、よりリアルにこの地球生活を楽しめる仕組みになっているようです。

そこでつい勘違いしてしまうのが、身体と思考、感情のこれらを自分と認識してしまうことです。

本来の自分は身体の中に存在する『たましい』であるにも関わらず、そのことをすっかり忘れ、身体と思考、感情のほうを『自分』『私』『僕』『俺』等と言い切って地球生活をしているわけです。

ここで私の大好きな藤井風君を登場させます。

彼がよく口にする私の中の神様(ハイヤーセルフ)とは、まさにこの『たましい』であって、大きな大きな宇宙を作り出した大いなる存在の分け御霊なわけです。

大いなる存在とは、人により神様と言ったり、絶対無限の存在と言ったり、言い方はそれぞれですし、その言い方に拘る必要もないと思います。

ただそういう絶対的な存在から生まれたのが、私達一人ひとりに宿る『たましい』であることは間違いのないことです。

この宇宙に存在する『たましい』の全てには、優劣などあるわけがなく、どの『たましい』も完璧であり、光輝く愛ある美しい存在なわけです。

そんな美しい存在を内在しているにもか関わらず、人間は仮の姿形、頭の良し悪し、感情の起伏に振り回されて地球生活をしているわけです。

長くて100年程のせっかく授かった仮の姿なわけですから、他者を扱うように、大切に声を掛け身体と心を守ってあげたいですよね。時には我儘を聞いてあげるのも良いと思います。
「あれ食べたい、これ食べたい」
「あそこ行きたい、遊びたい」
いろいろ身体(自我)は要求しますよね。でもね我儘過ぎるのはイケマセンね。世の中は一人で生きているわけではありませんから、周りの人の気持ちも考えながら生活する必要はあります。

そしてやはりもっとも大切なのは、『たましい』が発する声です。
本来の自分は、『たましい』なわけですから、
この『たましい』の声に耳を澄ます必要があります。

『たましい』の声を聞くには、『自我』の声(思考)を抑える必要があります。下手をすると思考(自我)は、一日中頭の中でお喋りし続けます。
そんなお喋りさんの思考を、抑えるにはリラックスするのが一番です。自然に触れること、お風呂に入ること、瞑想すること、只々ボォーっとする時間を作ってあげることで、自我が鎮まり『たましい』とつながることができます。
『たましい』と繋がるとは、ハイヤーセルフと繋がるということ。内なる神と繋がるということです。
本来の自分へ還るということです。

「内なる神」は、誰の中にも存在します。
自分へ還る喜びは、自我の欲求が満たされことよりも、比べものにならない程の至福です。

どうぞ、本来の自分へ還ってください。
どうぞ、至福を味わってください。
どうぞ、自我に惑わされることなく生きましょう。

誰もがその至福を知ることで、地球の平和は作られて行きます。


p.s.
藤井風くんの作る歌詞には、このような大切な内容が散りばめられています。ある一つの宗教でもありません。宇宙の真理かと思います。
そしてスピリチュアルに生きるとは、これらを理解し、宇宙の一つのピースとなって真摯に生きていくことだと思っています。

そして、我儘(わがまま)とは、自我のままに生きる様をいいます。私達は本来の自分(内在する神、ハイヤーセルフ)として生きることで、光輝く存在として生きられるわけです。

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