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休む意義と続ける価値

もう2ヶ月くらい筆を持っていない。

5月までは書道会に入っていたため、少なくとも月に一度は課題提出のために書道をしていたし、暇つぶしに書道をすることもあった。

けれど書道会を退会し、他の趣味が増えたことでその機会が失われていった。

ただ、気持ちが冷めたということではない。
また書道を再開しようとは思っているけれど、今猛烈に書きたいと思えるものがない。無理やり何かを書こうともしたが、そういう時は何を書いてもダメだった。

なので、少しお休みする期間を取ろうかと。

・・・

昨日の朝、いつものようにnoteを書こうとしたのだが、どうしても書くことが浮かばず…毎日更新しているものの、最近は「書くネタに困る」ということがほとんどなかったので、急にきたピンチだった。

「記事タイトル」「ご自由にお書きください」というグレーの字と睨めっこをした。

結局1時間以上かけて悩み、無理矢理書いた記事は、いつか書こうと思ってた内容でもなく、全く予定していなかった内容を「絞り出した」感覚だった。

ただ意外なことに、この絞り出した記事にも20を超えるスキがついた。

私のnoteは、スキが20を超えるか否かが基準となっていて、イマイチであれば20までは届かないというバロメーターになっている。

苦労して絞り出した甲斐があった。

一方で、テキトーとまではいかないが、とりあえず更新しようと無理矢理書いた記事が、いろいろ考えながら温めて丁寧に書いた内容の記事よりもスキが多く集まったことに少しやるせなさを感じてしまったことも事実。

ただ、noteに関してはこうやって苦しみながらも毎日更新することを目的としているので、書けない日・何も浮かばない日でもとりあえず何か書いて投稿することが大切だと言い聞かせて、これからも続けたいと思っている。

・・・

スキーは夏に上手くなるという言葉がある。

夏にスキーはできないけれど、できないなりに筋トレをしたり、良いイメージを繰り返し抱き続けることで、次のシーズンには上手くなっているということが起こる。

私はこの考えを書道に取り入れ、今は少しお休みをしつつ、いろんな人の作品に触れ、普段書く何気ない文字も丁寧に書く意識を持ち、また筆を持ちたいと思った時に備えようと。

ただしnoteは違う。
何も思い浮かばない時にもとにかく書く。絞り出す生みの苦しみを存分に感じながら、投稿し続けることで、書道だけでなくその他の創作活動を助けるのではないかと思うからだ。


休む大切さ。続ける大切さ。
それぞれに意義や価値はある。

好きな解釈でそれぞれに向き合おうかと。

今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。