知らないものは、見えない
マウンテンデューという飲み物がある。
こんな言い方をするのは、概ねの方は私と同様に「ご存知ないだろう」と思っているからだ。
というのも、私がこの飲み物を認識したのは、結婚してからのことだ。それまでは全く知らなかった。
旦那さんが運動したり、ご近所ランニングをした時にたびたび飲んでいて、全く知らない飲み物だったので驚いた。
一口もらうと…なるほど。
見た目も味も、ちょっとライフガードに似てると思った。
ライフガードは兄が好きだったので、よく一緒に飲んだ覚えがあった。
それにしてもマウンテン・デュー。
いままで見たことがないものだと思っていた。
・・・
しかし驚くことに、今まで歩き慣れた道の自動販売機のいたるところにマウンテン・デューはいたのだ。
別に毎回自動販売機の内容をチェックしているわけではないが、私はついついラインナップを見てしまう癖がある。
だから、知らなかったマウンテン・デューは、これまで見たことがないものだと思い込んでいた。
しかし、そんなことはなかった。
よく見る自動販売機にも、会社の近くの自動販売機にも、購入したことのある自動販売機の中にも、たしかにマウンテン・デューがあったのだ。
・・・
知らないものは、見えない。
私の好きな漫画にもこの言葉が出てくるし、まぁなんとなくそうだろうなと思っていた。
しかし、マウンテン・デューの一件により、実体験として「知らないものは、見えない」という言葉の意味を、は深く認識できるようになったと思う。
見えるものが増えると、必然的に視野は広がるだろう。
よく視野を広げるためには…と語られることがあるが、結局知識と経験ということに着地する。
たしかに、視野を広げるためには、知識と経験がその手助けをしてくれるような気がします。
まずは知る。そこから。
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