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夜が明けるように、世界が変わる

見える世界がガラリと変わることがある。

知識がついたときや能力が身についたとき、それはそれはわかりやすく見える世界は変わっていく。

私にも経験がある。

中学生の時、初めての英語のテストで9点をとった。もちろん100点満点で。

ただ、5問目以降で解答欄を間違え、ひとつずれて書いてしまったから、正しい解答欄に書けていたら90点は取れていた…と言いたいところだが、正しく書けていても60点台だった。

そのくらい、英語はさっぱりだった。

でも、そこそこ真面目に勉強もしていくうちに、さっぱりわからないはずの英文の中から知っている単語や構文が浮かび上がってくるような感覚があった。

まぁ、今でも英語は話せないままだけど。

・・・

あまりテレビを見る習慣がない我が家だが、朝はNHKのニュースを見ることが多い。

子供の頃は、何を話しているのかさっぱりわからず、アナウンサーたちの話す言葉は呪文のようだった。

言葉の意味も分からないだけでなく、関西弁が飛び交う家だったので、その話し方やイントネーションに違和感があったのもあると思う。

もちろん今では一言一句、逃すことなく理解できる。

それがいつからかは、よく覚えていない。

・・・

知識がや経験・能力が、世界を変えることは経験済みだ。よく分かっているつもり。

だが、まだまだ私は見える世界を変えることができるだろうか。

子どもの頃のように、無条件で学ぶことが楽しい時期は終わった。面白いと思えたり、興味を持てなきゃ学びに向かう気力が湧かない。

目の前のことに忙しくして、学ぶ機会を持つことから目を背けてしまうこともある。

だけど…

見える世界を変えたい。
英文が浮かび上がってくる時のような、つまらないニュースが聞き取れるような、「できた」という喜びを味わいたい。

ということで、2月の検定に向けて勉強します。

今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。