夢をゆめゆめ侮るなかれ
悲しい夢から目が覚めた。
皆が黒い服を着て、何人もの人が涙を流し、現実の要素も入り混じった夢だったので、気分は良くなかった。
とりあえずベッドから起き上がり、台所へ行くと、目覚める直前に夢の中で買ったお椀があった。そこで初めて、先週現実の世界で買ったものだったことを思い出した。
私は、現実と夢の中で2度同じお椀を買ったことになる。
夢から覚めても、どこか混乱状態で、いつもは目覚めてすぐベッドの中でnoteを書いているのだが、今日はなかなか書く気にはならなかった。
・・・
夢は楽しい。
どんな辛い夢も悲しい夢からも、結局夢なら笑って話せることもある。現実じゃないからこそできることもある。
ただ、ただの夢と割り切るのは意外と難しい。
関連性を疑ったり、何か私の考えなど及ばない深層心理の奥底にその夢の意味があるのではないかと不安に思ったり。
私も意識はしなかったが、そんな負の気持ちがあったのだろう。
今日はずっと「イマイチ」だった。
朝イチでお気に入りの陶器でできたコーヒードリッパーの取手が折れてしまった。
noteを書く気力は失ったが、落ち込みたいのをグッと堪えて一生懸命作ったお弁当は、玄関に置きっぱなしのまま出勤してしまった。
ただ運が悪かったのかもしれないし、夢に引っ張られて私の気持ちも行動も負に繋がってしまったのかもしれないけど。
夢は楽しい。
そして夢は恐ろしい。
・・・
夢なんかに負けたくない。所詮、夢は夢。
現実が夢に振り回されるなんて、辛抱ならん。
でも、夢の中のようにコントロールしようと思ってもコントロールしきれないのです。
たかが夢だなんて、ゆめゆめ侮るなかれ。
今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。