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ただただ、栗か蛸かを考えてみた

友人から、じゃがいもをいただいた。

シンプルにじゃがバターが1番好きだけど、炒めても煮てもスープにしても、じゃがいもは素晴らしいポテンシャルを見せてくれる。

時には芋餅に形を変えて、私を魅了してくる。

糖質こそ気になるものの、栄養価も高いし皮ごと食べれるので、毎日1個と決めて食べていたのだけど、昨日の晩ご飯は外食でとっても美味しいマッシュポテトを食べてしまった。

まぁアメリカでは、じゃがいもは野菜だということなので、ノーカウントにすることにした。

・・・

「芋栗南瓜(いもくりなんきん)」という言葉がある。

これは、女性が好む秋の味覚のことで、私は祖母から「芋栗南瓜」と聞いていた。

祖父母の家へ行くと、「あ、あんたの好きなお芋さん蒸しておいたで」と、輪切りにしたサツマイモを出されるたびに、この言葉を祖母が言っていたことを覚えている。

また、南瓜の天ぷらも好きなので、食べるたびに祖母の言葉を思い出していた。

しかし、私も大好きな大阪発祥のたこ焼き屋さん「くくる」の紙袋に書かれている言葉は違う。

ここに引用されている「この世の女の好むもの。芝居浄瑠璃(しばい・じょうるり)いもたこなんきん」は、浮世草子であり人形浄瑠璃作者の井原西鶴の作品に登場する言葉らしい。

初めてこの紙袋を見た時「あれ、栗じゃなくて蛸なの?」と、思ったことを強く覚えている。

…いつから栗になったんだろう。

・・・

この言葉を思い返すたび、様々な考えが頭をよぎる。

芋栗南瓜なのか、芋蛸南瓜なのか。

とりあえず、私は栗も蛸も大好きだな。

そういえば、芋はじゃがいもも里芋も長芋も全部好きだけど、なんとなく「お芋さん」と聞くとサツマイモが浮かんでしまうのは何故だろう。

そんなことより、こんな暑い日ばかりだけど、そろそろ秋になるので「芋栗南瓜」が美味しい季節になるな。

あれ、芋栗南瓜は全て秋が旬の味覚だな。

…答えはどっちでもいいな。
私は栗も蛸も大好きじゃないか。

と、くだらないことばかりだけど。

とりあえず、昨日食べたデザートの栗のモンブランがとても美味しかったので、今日のところは「芋栗南瓜」にしておこう。

…たこ焼きが食べたくなってきた。

今後も有料記事を書くつもりはありません。いただきましたサポートは、創作活動(絵本・書道など)の費用に使用させていただきます。