そもそも人は、生まれた時から不平等。

人は生まれながらにして平等だ。

義務教育の過程では、そう教えられました。

しかし、そんな事は無いですね。

小学生でも、家庭によってお年玉やお小遣いの金額は違うし、何でも買って貰える家と、そうでない家があります。

子供心にも、よその家は良いなと、隣の芝生が青く見えていました。

これらは金銭的な環境の差ですが、個人の能力差も同じ事が言えます。

体育が得意な子もいれば、芸術的センスのある子、論理的な思考を得意とする子、繊細な子、空気が読めない子、意地悪な子・・・

個人の能力や個性、外見等、当たり前ですが平等なんて有り得ない。

これらの差は時代や社会にうまく合致していれば生きる上で有利になり、合致しなければ不利となる。

例えば、体格が良い力のある人は狩猟の時代は有利だったと思うし、負けん気が強くてカリスマ性があれば戦国の世なら名の知れた武士になれたかも。

現代では一般的に頭が良く、機転がきく人が有利かなと思います。

現代では力よりも頭の良さが収入に直結しますよね。

つまり個人の能力、個性、外見は、たまたまどの時代に生まれるかで運、不運が決まります。

それは自分でどうしようも無いこと。

努力で何とかなる範ちゅうなら良いが、努力を超えた能力差もある。

全ては、たまたま自分はこの時代、この社会、この地域に生まれただでけで他に理由なんてない。

だから人よりも劣っているとか、自分の顔が今の社会の美的感覚のそぐわないと嘆いても仕方がない。

どうして自分は・・・と責めて悩んで生きるより、スパッと諦めましょう。

そもそも平等なんて有り得ない。

法律上の権利としての平等は認められるべきだけど、日々の生活で平等って難しい。

平等なんて求めても無駄なのに、それを求めるから苦しいんです。

この当たり前を認識した上で自分を許しまくって、他者も許しましょう。

みんな能力、個性、外見、環境の全てが時代に合致した人はそうそういない。

たくさん合致して、努力もして、幸運にも恵まれた人はスーパースターや天才にもなれるけど、多くの人は違います。

だから我々、凡人はお互いに許し合って不公平な世の中で生きていく。

つまり開き直るんです。笑

それで少しでも楽に生きれたら良いですよね？

みんなどこか欠けてて当たり前。

みんな欠けてて、みんな良いって感じです。

つたない文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。