アースシー/ジブリ/岩波少年文庫
寒さが少し和らいできた。暖かさを感じると同時に、欲しいものがたくさん出てくる。今年は欲しいものをせっせと集めよう。ひとまず、掃除機といろんなサイズのカゴと、アイシャドウが欲しいな。
ル=グウィンの岩波少年文庫版『ゲド戦記1〜6』を読み終えた。ここまで壮大なファンタジーを読破したのは初めてだと思う。なんでこんなに面白い物語を、10代のうちに読まなかったのだろうという思いと、思春期にこれを読んだら今頃わたしはファンタジーの中でしか生きられない文学少女になり得なかっただろうというある意味安心した思いがある。
わたしはジブリ作品が大好きだが、「ゲド戦記」は観たことがない。特に理由はなかったが、今回原作を読んだことでたぶんこれからも観ないだろうなと思う。原作を全部読んだ上で、映画のあらすじを読むと、さすがにこの「再解釈」はないな……と思ってしまった。観ないほうがよかったと思う前に、やめておくほうが良いこともある。
昨年の2月から「岩波少年文庫完走」を目標に、ちまちま読み続けている。児童書の担当ということで、とりあえず手っ取り早く名作を……と取り組んでいるが、まだまだまだまだ完走には程遠い。しかも新刊は出続ける。(最近は昔話が多いが)まぁ、20代のうちに読み終えることができればいいや。