3月23日

随分放置していたけれど、またnoteを始めてみようかなと思う。今年の2月に入ってから心身共に健康を取り戻しはじめ、毎日の犬の散歩や英会話アプリでの勉強、食事管理アプリあすけんへの記入、週3回のコナミスポーツクラブでの運動を今日まで続けられているので、新たにnote更新も習慣にできたらいいと思う。
今日も午前中は運動をするためにジムに行った。3月になってからコロナが拡散するにつれ徐々に利用者は減ってきているが、私のようにまだ通っている人も少なくはない。私は現在交流のある人間が母しかおらず、当の母は単発の派遣で毎日電車に乗って各地に働きに出ている為、私が外出自粛しても仕方がないなあという気持ちと、私自身ジムに通い始めて風邪をひかなくなったので行かなくなったら免疫力が落ちるのでは...と思い自粛に踏み切れずにいる。
日々Twitterやニュースでコロナ関連の記事を見かけるが、日本と海外のコロナに対する対応の温度差が激しくてもやもやと不安が募る。イタリアやアメリカの外に全く人がいない写真や各国の外出禁止令(そしてそれに伴う様々な補償!)と日本の自粛解禁モードとの差...日本の政府ののんびりとした感じを信じればいいのか異常だと怒ればいいのか、現状が把握出来ず判断できない。いや明らかに他国と比べて国民を守る気が無さすぎることはわかる。
私の大学は卒業式・入学式・授業登録ガイダンス・健康診断は中止することに現時点で決まっているが、授業開始日を延期するとかオンライン授業をするとかいうことは発表されていない。1年ぶりに復学するので勉強したくてうずうずしているのだが、私の大学は県を2つまたいで通学している子もいるので、各県から電車で通学して学校で集団感染、などということにならないように判断をして欲しい。
そんなコロナウイルス騒動のなか、韓国で「n番部屋」事件というものがあったと知った。未成年者を含む女性を奴隷と称しとても言葉にできない残酷な行為を強要しあまつさえそれをポルノとして公開、そのページを訪れた人が26万人もいるというのだ。その閲覧者の身元を明らかにしてほしいという請願がTwitterで流れてきたので、もちろん署名した。私は政権に対する請願などに割と頻繁に署名するのだが、法的には無視出来ない署名数が集まってもなにか政府が対応をしたところを見たことがないので、署名に参加したがなにか上の方から返答が来るのは難しいだろう...と考えていた。ところが署名した数時間後(もちろん韓国で事件発覚から数日は経っている)、文大統領から事件の被害女性に対する見舞いの言葉と(こんなこと安倍はしたことがある??)事件調査の必要性を発表し、現在既に閲覧者の1人の名前と顔と所属が公開されている。なんて対応の速さ!こんなことが可能なのか。日本で暮らしていて政府が弱者の声を当たり前に無視することに麻痺してしまっているのかもしれない。コロナへの対応といい、自分の国のおかしさに絶望し思考停止してしまいたくなる。
だが嬉しいニュースもあった。JALがパンプス強要を廃止したのだ! #KuToo の成果だ!足の形を歪め血が滲み歩くのに支障をきたすから普通の靴を履かせてくれ、という当たり前の主張を今まで潰されてきたことの方がおかしいのだが、この活動が始まった時から石川さんを応援し賛同してきた身としては胸に迫るものがある。なぜあんなにも誹謗中傷されなければいけなかったのか。応援していながらも、とは言ってもこの悪習が変わるのは難しいのだろう、と思っていたので歴史の変わる瞬間を見た気分である。サフラジェットもこうやって女性の権利をつかんでいったのか。
こうやって文章にしてみると、私は日本社会に対して不満を抱きつつ諦念を持ってしまっていたのだと気付いた。気をつけていないと、自分を守るために霞がかった世界に逃げ込もうとしてしまう。自分の心を守りつつ、きちんと現実と向き合っていく力をつけたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?