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1万人以上が視聴するABEMAの番組でDJをした話

5月30日(土)にABEMAのHIPHOPチャンネルでDJしてきました!1万人以上が視聴する番組で、結果としては最高に楽しく、海外でのDJとはまた違った緊張感があり良い経験になったので記録として記事に。

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出演したのはHOMIESという番組で下記のページの企画。

放送日のリンク。

簡単に自己紹介をしておくと、私はビートメイカーとDJを長年やってましてこれまで海外のアーティストを客演に迎えて14枚のレコードを国内外でリリースして、国内のパーティーだけでなく海外でもDJをしています。HIPHOPと70年代のSOULとFUNKのレコードで。そんな背景もありDJをやるときは全てギャラを貰ってます。

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個人的には4月に予定があったDJ3本が流れてしまい、5月はもちろんゼロという状況。DJが収入のメインという訳ではないのと、普段は月に1回もしくは2ヶ月に1回くらいゲストDJで呼ばれるくらいなので、Stay Homeな期間は主に曲作りと苦しい状況を乗り切る忍耐力を身につける為にPS4でSEKIROに勤しんでました。

ABEMAでのDJは、最初に声をかけてもらったタイミングでは番組のカラー(新譜中心)と自分のカラー(旧譜中心)がマッチするか若干不安もあって、かけれる曲の制限もあった事でSEKIROをやりながらどうしようかなーと悩んでました。

別経路で声がかかっていた友達のケータくんが先にABEMAでDJをやってるのを見て、トリッキーな飛び道具に対して視聴者の反応(コメント)も良かったので、こりゃ旧譜(70〜80年代の音楽)でもイケるなと思ってやる事を決意。完全に後出しジャンケンです。

私はDJとして有名ではなく、大箱でレギュラーを持っている訳でもなく、さらにはメディアとの繋がりは皆無なのでどこかで取り上げられることもないんですが、1年に1枚はレコ屋のチャートで1位になるレコードをリリースしているので小箱でのゲストDJは継続的にあり、海外でのDJも継続的に経験しているあまり居ないタイプです。

DJはネームバリューで勝負する訳ではないものの、タイプの違うかつあまり知られてないDJがABEMAの視聴者にどう評価されるか楽しみなのと、コメントで「誰こいつ」とか「時代遅れw」とかディスられたらどうしようという恐怖が半々でした...

他人に厳しく自分に優しい私が自分に課したノルマは3つ。

1. 視聴者に楽しんでもらう
2. 自分の曲を最高な流れでかける
3. オリジナリティを出す

1はいつもDJで心がけてる事で、バーカンで蘊蓄垂れてる自称DJや謎の関係者よりもお金を払って楽しみに来ているお客さんやフロアで踊ってる人に楽しんでもらう事が最重要ですね!

2は自分の曲を一人でも多くの人に知って欲しいので当然といえば当然ですね!このためにDJをやってるようなもんなので。

3はそうは言っても蘊蓄を垂れてくる自称DJ?達をオーバーキルする必要はあるので、視聴者を楽しませつつ秘蔵のレコードを要所要所で披露しなくてはなりません。一番難しいミッションです。

DJをする時間は60分しかないので、この3つを満たすセットを組むために悩みに悩んだ結果なくなくセットから外した一部のレコード達、スマヌ🙏

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当日、移動はタクシー指定。道が思ってたよりも空いていたのでABEMAタワーに早く着いてしまい土曜ということもあり中に入れず、HMVで時間を潰す事に。

その後無事に担当者の人と合流してABEMAタワーへ入館。ABEMAのスタッフのみなさんはとても優しく暖かく迎えてくれました!超絶に感謝!!

到着後まずは体温チェック、その後軽く機材チェックと音出し。ケータくんのDJを見た時にミキサーが使ったことのない最新?のDJM-S9だったから夜な夜なYoutubeで操作方法を下調べしたんだけど、当日行ってみると使い慣れたDJM-900だったので助かった。曜日によってミキサーが違うらしい、曜日の神様ありがとう。

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機材チェックと音出しが終わったら控え室へ。人生で初めての一人控え室。スマホを充電して、現代社会を生き抜く為に水の次に大事なWi-Fiをチェックワンツー。

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弁当もあり。DJ終わってから食べました。

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出番10分前になったらDJブース裏でスタンバイ。普段は全く緊張しないものの、配信まわりで3人、タイムキーパー1人、確かカメラ6箇所と流石スタジオという空気で妙な緊張感が。飲み物が水・ジーマ・スミノフの3択だったのでスミノフを飲んでDJブースへ!

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あっという間の60分1本勝負で、控えめに言って最高に楽しい時間でした!

ブースの右にリアルタイムで視聴者のコメントを見れる端末があるんだけど、60分に曲をかなり詰め込んだからチラ見するくらいしか出来ず。

ビズマーキーのように自分自身がしっかり楽しんで見た目的にも楽しそうにDJ出来たし、わかりやすい選曲に寄せつつABEMAではかからなそうな曲やあまり知られてないカバー曲、自分の曲をHIPHOP→SOUL→FUNK→SOULという流れでミスなく、Broad Smileも最高の流れでスピン。

DJが終わった後に視聴者のコメントを恐る恐る全部見返したところ...

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写真はコメントの一部で驚くほど沢山の好意的なコメントが!
フロアとの一体感がなく、DJが終わってから一体感を感じる不思議な状況だったけど、とにかく沢山の人に楽しんでもらえたようでDJやって良かったなーと感無量。ノルマは達成かなー。

終わった後「ABEMA観たよ!」というLINEがいっぱい届いてて、ABEMAの影響力はすごいなーと思いました。また機会があったらやりたいな。

HOMIESを観てくれたみなさん、ABEMAのスタッフのみなさんありがとうございました!そして繋いでくれたナカバくんには本当に感謝!!

おまけ

DJ時に使っているスタビライザーはUKのMasterSoundsのものです。7inchのレコードは針飛びしやすいので愛用してます。

スリップマットはUKのアーティストNicolas Dixionの作品です。MasterSoundsのInstagramで紹介されていたのを見て即買いしました!見た目でも楽しめるのでブース上にカメラがあるABEMAのような配信にはピッタリ。

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Mixcloudでは私の過去のDJミックスが聴けます!海外のRadio Showに提供しているミックスもあるのでぜひ!!

https://www.mixcloud.com/kazahaya/

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