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16.積本を消化する~ニーチェの言葉

もはやいつ購入したかも思い出せないような昔に購入して、手を出していなかった「ニーチェの言葉」。結構分厚い本だし、時間があるときじゃないと読まないなぁと思って早速読み始めたところ…めちゃくちゃ読みやすい本でした!ニーチェといえば一番に頭に浮かぶのが”哲学者”で小難しいことをたくさん説いている昔の偉人、と思っていたのですが、全然そんなことなかった。そもそも彼が生きたのは19世紀後半なので、そこまで昔でもなく、現代に生きる私たちにも刺さるような言葉がふんだんに盛り込まれていました。あまり覚えていないのですが、確かこの本、発売当初に爆発的に売れた本だったはず…当時読まなかったけれど、売れた理由はなんとなくわかる気がします。

すごいなぁ、と思ったのは彼が生きた時代は今ほど人々に自由はなく、成功とはこうあるべき、という先入観がどの国でも強かったはずなのに、その時代であっても「自分らしくある生き方」を模索してそれを提唱していたこと。時代に流されることなく物事の本質を見抜いていたから人々に支持されたんだな、と。

読み終わったら断捨離もかねて処分してしまおうと思っていたのですが、予想に反して読み応えのある本だったので、手元に残しておこうと思いました。哲学とか心理学って結構面白いよね。


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