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賃貸不動産経営管理士「2020年」チャレンジ・レポート ~学習編


はじめまして、おがちんと申します。
この記事は昨年2020年に賃貸不動産経営管理士試験に
無謀にも業界未経験、初学でチャレンジした記録です。

もしあなたが、「賃貸不動産経営管理士」試験を考えているのであれば、
最後までお読みくださると嬉しく思います。

※お時間のない方は、【学習についての反省点】だけお読み下さい。
何らかの指針になるかもしれません。私の失敗経験から絞って書きました。


そもそも、未経験なのになぜ受験しようと思ったの?

2020年11月に会社都合で(いわゆるリストラ…)仕事が終わってしまうことが決まり。自分に何ができるのかを模索している時でした。
自分は何がしたいのか、ハッキリ目的もなかったので、パッと思いついたのが資格試験にチャレンジしてみようでした。それが動機です。単純ですね。



2020年9月 初めて知った「賃貸不動産経営管理士」

ネットで調べていたところ、この試験に出会いました。
「国家資格化」が検討されるため、受験するなら
今年がチャンス!そんな言葉がキャッチコピーに躍ってました。
誰でも受けられるし、合格して協議会に登録すれば「管理士」になれる‼

(今年から国家資格化になりこの点の制度が変わりました)


宅建よりも難しくはないみたいだし、
とにかく興味湧いたしやってみるか!(今思うとこれが甘かった…)


試験日は「11月」!あと2か月…
な、なんと、受験申し込み 〆切 まであと数日...

正直に言います。ネットを見てもあまり有益な情報が得られませんでした。
今思えば、私の知識のなさから、検索リテラシイが低かったことが言えます。YouTube無料動画でも最終的に講座について勧誘目的の内容が多くて受験する判断材料が足りなかったことは事実です。
結局、〆切ギリギリで申し込みました。


もう後には戻れません、受験料払ってしまったし
ここは腹をくくって…がんばるぞい!


そんなのあったのね!
5問免除講習は既に終了 ~~時遅し…

これは、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会が正式に行っている
「賃貸不動産経営管理士講習」で誰でも受けることが出来るものです。

講座を修了すれば、本試験で「5問」が免除されるという仕組みなのですが
すでに申し込みは終了し、今年は受講できないことを知ってショック。




結局、私が用意した教材はたったこれだけ…

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これしか、思い浮かばなかったのです…
真剣に自己投資をして教育機関から、学習を受けて挑んでいる方には申し訳ない気持ちです。ナメてんのか!いわれそうですね。

私の勝手な判断ですが、ネット界隈の情報では「過去問だけでイケる!」の情報も多く迷いった結果、無謀にも過去問をひたすらこなすを「選択」をしてしまったのです。

しかし、よく考えれば…
2020年から国家資格化を視野に入れて問題数が50問へ変更され
難化することは間違いなく、ここで判断を誤る結果となったのですが…


なぜなら、2020年の合格率は「30%」を切ったからです。



実際にテキストを「やってみて」どうだったの?

テキストを開き、学習を始めたところ「アルアル」がはじまりました。

「わからない」ところが「わからない!」
そして、とても範囲が広く多義にわたることが判明する。
そう!沼に入った感じと言えばわかりやすいでしょう。


きっと、不動産実務経験があれば、読み進めると「なるほど!」
「そういうことね!」ってなるんだろうな~って感じ。


慣れない用語をメモしつつ、2周ほど読んだところで
何とな~く全体は見えて来たような…感じがするですが…。

…ここまでに要した時間は20時間ほど…

それもそのはず…
賃貸不動産経営管理士協議会が公式にリリースしている
教本は「1000ページ」以上あるのですから…

それをギュッとまとめてコンパクトにしたテキストを読んでいるので…
最初から公式テキストに「手を出せば」良いのでは?って思いますよね。
しかし、1000ページ以上のボリューム!
中身も詳細で、無知の私にはチンプンカンプン!手が出ませんでした。

その後に知った衝撃の事実‼
試験問題のそのほとんどは「公式テキスト」から
出題されているということ!

かなりショックを感じたのは言うまでもありません。


過去問を解き始めて行った結果…

テキストを2周ほど読んで。一緒に書き出していた「まとめノート」を作った段階で過去問チャレンジを始めたのです。

試験日まで、何周できるのか「未知数」であるくらい先が見えてなかった。
なぜなら、「問題の意味がわからなかった」から。

問題の解釈から始めないと…痛感。
時間はかかるけど、一問ずつ暗記するがごとく解釈していくことになる。
これには、毎回頭から湯気が出そう…耳からも汁が出る寸前。
過去にやった問題が記憶から無くなっていることもしばしばでしたね。



試験直前、2020年10月終わる。で、どうなったのか?


10月はとにかく根気が必要だった。
過去問 ⇔ テキスト を行ったり来たり…

そうすると、不思議と「出来る」ところと、
「出来ない」ところが顕著に出て来た。いけるかも!

苦手分野を深堀していくと、二通りに別れました。

①暗記して覚えられる問題
②基本的な知識を応用しないと解けない問題

50問の問題はすべて「四肢択一」であるのですが
「全て正解」や、「すべて不正解」の設問も存在するからです。
これについては早めの洗い出しが必要だったことを痛感しました。
賃貸不動産経営管理士の試験範囲は浅く広くかつ深いことを改めて認識。
試験のほとんどは「法律」に関する内容であるとも言えるでしょう。

10月を終えた感想。もう間に合わないんじゃない?
要した時間は、仕事から帰宅して1時間、
土日は空き時間を見つけて4時間程度。


2020年11月 試験まで残り2週間になってしまった…

ここまでくるともう行くしかないのだ。そんな気持ち。
ひたすら問題集の過去問を暗記するがごとく、繰り返す、くりかえす…
1冊200問程度、試験は2時間で50問。もうお分かりでしょう。
解く時間を効率よくしないと制限時間の2時間では足りなくなるのです。

最終的に、「50問を2時間で解けるのか?」問題にぶち当たりました。

紙の問題集だとテーマに沿って最初から順番に解いて行くので、
デジタルのようにランダムにこなせないことに気付くが…

賃貸不動産経営管理士協議会のwebサイトで過去の試験問題の本物の冊子を(PDF)ダウンロードできるのでそれを利用しました。実際に制限時間を設けて5年分をくりかえし解いて行くという流れです。


結局試験当日までには仕上がったのか?

とにかく理屈よりも暗記するレベルで!感触として、60~70パーセント。
民法と借地借家法、サブリースの応用問題は最後までモヤモヤが残ったけどもういくしかない!おおよそのことは理解できたと思いこむ。

そう、思い込みね!

→→→→→→→→試験当日編へつづきます

【学習についての反省点】

・9月後半から、独学のみスタートでは圧倒的に遅かった。
・初学で業界未経験の場合、市販のテキストと過去問だけでは到底厳しい。
・スキマ時間の考え方がなかった。
・願書受付時点で、教育機関の直前講習に飛び込むべきであった。
・これにより圧倒的な時間の節約と、理解度の速度を上げることが出来た。
・デジタル問題集(スマホ)を使用すればスキマ時間を有効に使用できた。  

上記に気付いて、素直に実践すれば、自分の力量と
今、居る場所を速く把握できて違う行動へ移せたはずである。

→→→→→→→→試験当日編へつづきます








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