カナダ遠征 part2
etape 1
いよいよ大会が開幕。
第1ステージはVal-d’OrからAmosへの116.7km。
途中17km地点と69.3km地点にKOM
44.5km地点と78.8km地点にボーナススプリントが設けられる。
最初のステージは初めての海外だったので、とにかく集団にいて、動ける部分は動く。周回コースに入ったら前々で展開することが目標。
3kmのパレードラン後にリアルスタート。
スタートしてすぐに軽い丘みたいなのがあったが、スタートした瞬間全選手がかっ飛んでいってかなりビビりました。うまく集団真ん中に位置していたものの、序盤から45kmオーバーで走行していたのハイペースでびっくりしました。
最初の60kmは集団内でうろちょろしてる感じでした。日本よりも密集度がすごかったです。
(本当に同じジュニアなのか?って思うくらいゴツい奴らばっかりで集団から当たり負けして弾き出されることもしばしば、、)
70km地点あたりで自分の水が無くなり、そしたら近くにいたチームメイトも水がなかったので集団後方に下がり、チームカーを呼んで水をもらいに。これも初めての仕事でした。
その後80km地点少し緩い下りに入って速度も乗ってるその時。
目の前のフランス人など数名が落車。
見事にその落車に突っ込み、気付いたら空が見えてました。10数人が巻き込まれる落車だったそうで。。。
すぐに立ち上がったものの左のレバーが効かない状態で、代車で走ることに。
一人のチームメイトも落車に巻き込まれた。一緒にカーペーサーをし何とか集団復帰。巻き込まれた他の選手にも、Go!Go!と言いのっけました。
そして最後の周回コースに。周回コースは残り1km切るあたりにパンチのある登りが一本。そこの位置取りで大体の順位が決まるだろう。
周回に入るとコーナーが多いので集団が縦長に伸びる。後ろにいると立ち上がりでかなり足を使う。最初の方後ろにいて、立ち上がりで毎回踏まされ、地味に足を削られた。とにかく前に出るために、コーナーで上に上がった。
日本と違いコーナーが全員がアウトに膨らんでいたのでインインから行き,前へ上がった。
そして周回を重ね、残り一周は入る。集団も活性化し、最終コーナーへ。脚がなくスプリントに入り、集団の真ん中30位でゴール。
奇跡的に身体には腰を打った痛みだけだったものの機材が完全にノックアウト。
フロントホイール、ハンドル,左STIが完全にKOしました。
ホイールは代輪を持ってきていたので走行不能は免れた。
ハンドルは現地のショップで調達。
一番難しいレバーは、なんとチームメイトの先輩が新品の替えを奇跡的に持っていてそれを買い取って使わせていただくことに。これでDNFは免れました。
譲ってくださった先輩。そして夜遅くまで作業をしてくださった監督、メカの方本当にありがとうございます。
そうしてドタバタした初日が終了。
etape2
2ステージ目はRouyn-NorandaからAmosに返ってくる130.6km
このステージはKOMポイントが序盤に二つ。
中盤と終盤にボーナススプリント。
そしてこのステージから$スプリントが設けられた。
5kmのローリング後リアルスタート。
前日は集団いもいもマンだったのでこのステージは少し前方で動きたいところ。今回は序盤から前に入れたので、先輩と有力どころのアタックにチェックを入れたりして序盤を過ごす。
そして中盤にかけて、じわじわとペースが上がってくる。
残り30kmを切ったあたりで各ナショナルがアタックをし前方で固まり始める。
それにチームメイトがのっかる。各チームが2枚つけていたが日本が一枚だったので一か八かで誰かついてきてくれるだろうと思いアタック。
途中までクラブチームが数名ついてきたものの、踏みやめてしまい一人でよくわからず先行。そしてもちろん追いつくことなく集団にキャッチされる。
そして集団で残り3kmここで何故かわからないがアタック。サブウェイの二人といく。しかし教会坂で集団にしっかり吸収されずるずると落ち,集団後方でゴール。
この日はアタックなどのチェックにつけてよかったが最後にアタックしたのが自分でも何故したのかよくわからなかった。
意味のないことをしても、ただ足を削るだけだと改めて感じました。
ぼやき
スタートがAmosじゃないので毎回1時間半ほどかけてその街へ移動に行くのだが,そこに行くバスはスクールバス。
毎回スクールバスで行くが,スピーカー爆音ニキがいてノリノリの曲を流していました。
最初の方は日本でも聞くような曲でノリノリでしたが、時間が経つにつれて、世紀末みたいなメタルロックな曲が流れていてすごかった(?)です。
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